7月に入ると能登は祭りの季節に入ります。7月から9月末頃まで祭りラッシュが能登の至る所で行われるのです。
今日は珠洲市のお隣の松波で行われた「松波人形祭り」に”よばれ”て来ました。よばれとは祭りに来て下さいと招かれる事を言います。
松波酒造の聖子さんから
「今度うちのところで祭りがあるからよばれにこんけ〜」
と連絡があり今回初めてよばれて来たのです。
酒蔵のうちによばれるなんてそうそうないことです。
松波のキリコは通常のと違いデコレーションがすごい
なんと毎年各キリコのデコレーションは
手作りなんだそうです。
よばれということでお宅にお邪魔して
このような豪華な御前を頂きます。
左の葉っぱに入ったお手製押し寿司「柿の葉寿司」が絶品!
能登のガイドブックなどに掲載される大きな祭り意外に、実は毎年各町内でキリコを出してお祭りをするんです。もう、本当にどこでも祭りをやってる状態が2、3ヶ月続くんですよ。コレって本当にすごい文化だと思います。祭りに懸ける能登の人々の情熱は凄まじいものがあります。
町内の祭りでは各家の玄関に提灯がともり、明かりの灯った家の中から笑い声が聞こえて来ます。外では若い衆がキリコを担ぎ、子供達が生き生きと太鼓を叩きます。毎日能登のどこかの町内でこのような祭りが行われています。
ただ近年若い人が能登からいなくなり、高齢者ではキリコを担げない為にこのような光景が徐々に見れなくなってきています。
きっと今よりもっともっと昔は能登中が活気にあふれ、夜通しどこかでにぎやかにお祭りが行われていたのでしょう。
祭りの国の貴重な文化の燈が徐々に失われている現実は、とてもさみしい思いがしてなりません。