2013-10-28

秋の宝立山へ



長い雨の日が続き、今日は久々に青い空をみました。
天気が良いので、夕方にカメラを持って宝立山に行ってきました。






今年はちょっと色づきが悪い印象です。
我家の裏のイチョウの木も、ことしは鮮やかな色になりません。


もう少し日にちをおいて、また見に行こうと思います。






2013-10-23

移住:これまでと、これから





最近このブログの更新が滞ってきています。正直に言いうと、移住してから5年が過ぎ、自分の中では日々の出来事が「移住生活」ではなく、「日常の生活」に変わろうとしています。珠洲へ移住を考えた当初、移住体験を外へ発信している情報がなく、珠洲へ移住することが想像しづらいと思いました。そんな経験から、移住した際は「珠洲から」の情報を自分が発信しようと思い、このブログを初めました。

移住生活も自分の成長とともに、起伏がなくなり、落ち着いた生活へとシフトしていきます。しかし、これから移住を考えている人が一番欲しい情報とは、起伏の多いハプニングや、それを乗り越えた体験談ではないでしょうか。そういった飾らないリアルな体験記こそ、自分に当てはめた時、はたして自分なら大丈夫だろうか?そんなに甘くはないな、などと想像するのではないでしょうか。

上記のようないろいろな事を考えるうちに、5年近く書いたし、一旦このブログを辞めようかと思うようになりました。しかし、移住をした方、これからしたいと考えてる方から、「見てますよ」という言葉を最近でも聞くことだ多々有り、やはり簡単にやめてはいけないな、と感じています。

戦後の高度成長期が遠い昔の出来事とされ、人々の価値観はモノの豊かさから、ココロの豊かさにシフトしつつあります。交通と通信のインフラの発達は、土地と人の距離という感覚を変えてゆき、都会なら出来て、田舎だから出来無い、という今までの当たり前な考えを少しずつ変えてゆきます。

そんな世の中で、「田舎暮らし」はもっと見直されるべきなのではと思います。石川県は統計的に割り出された幸福度ランキングで3位にもかかわらず、移住者対策が遅れ、実際に移住される人も、他の県にくらべまだまだ少ないのが現状です。しかし、来年の新幹線の開通を基に、もっと交流人口を増やそうという取り組みの中に、「移住」というキーワードも入っているようで、若干ですが明るい兆しが見えてきました。

話が脱線したのですが、いろいろな世の中の動きがある中で、もう少しブログを続けてみようかと思ったわけです。能登は移住する場所として素晴らしい土地ですし、場所としての魅力はまだまだ伝えきれてない気がします。

今まで通り、なんでもない能登の日常をお伝えしつつ、移住希望者にも役立つような情報を、「これまでとこれから」をキーワードに「移住のココロエ」のラベルで、移住に関した事を、少しづつ発信していこうと思います。








2013-10-13

古川商店 古川ビルとパン工場の想いで



「古川のビルを映像として想いでに残してほしい」

そんなお願いを7月頃、古川真美さんに頼まれました。
ビルが解体される前に、古川商店のいつもの日常を撮影しました。




この光景はもう見ることは出来ません。

街のパン屋にしては、ちょっと変わってたけど
どこか温かみがあった古川ビル。

生まれ変わった姿が見れるのは来年になります。





2013-10-02

はざ干しと里山の風景



朝晩は冷え込むようになり、山の上は僅かに紅葉の気配がします。
上黒丸の北山へ行ったら、美しい里山の風景がありました。








時折通り抜ける風は秋の香りがします。