2013-04-30

今年もやります!5月12日は「珠洲の音」!!



もう、二週間を切りました
5月12日(日)は珠洲の音の日です!!

珠洲にあるフェアトレードショップを経営する
高田利栄子さんが発起人となり始まったイベントです。

昨年の珠洲の音のフォトブックも出来上がりました。
楽しい想いでがいっぱいです。

昨年の様子はこちらから








今年も昨年に引き続き、会場は湯宿さか本で行います。
5月12日(日)午前10時から午後4時まで。



(各チラシ画像はクリックして頂くと大きくなります)


当日のイベントは昨年以上に盛りだくさん!
珍しい物が買えるお店が沢山!
普段食べれない料理の屋台も沢山出展しています!

ロケーションは湯宿さか本の美しい自然豊かな空間!

いっぱい食べて
いっぱい買って
沢山遊んで

楽しい一日を珠洲の音で過ごして下さい!!









2013-04-27

こころ


奥能登の珠洲に画家が愛した素敵なお屋敷があります。日本画家の勝田深氷さんのアトリエです。残念ながら深氷さんは昨年の7月にお亡くなりになられました。

深氷さんは、日本画家であった伊東深水の二男で、姉は女優の朝丘雪路さんにあたります。浮世絵と日本人の美意識を、海外で発信し続けた功績のある方でもあります。

深氷さんと奥様は、米国と珠洲を行き来しながら、ここアトリエ兼お住まいとなる、「勝東庵」で18年間暮らしてこられました。砂だらけの土地に雑草をわざわざ植え、見事な竹林を育て、ご夫婦で長い年月を掛けてこの素晴らしい空間を作り上げたのです。

この素晴らしい景観の勝東庵ですが、元々は珠洲市の所有するものの為、今年7月に閉館すると聞きました。





見事な竹林、綺麗に整理された庭
勝田深氷という人物の美意識を感じることができます。


玄関には「桜心」という作品を見ることが出来ます。
今年見た桜で、一番美しい桜でした。


この作品が完成する前にお亡くなりになられてしまいました。
力強さと、華麗な美しさが混在しています。




引っ越した時、ダンゴムシが家の中を沢山歩いていた
ネズミも沢山出て大変だった
砂地の庭に雑草を一つ一つ植えていった
大事に大事に苔を育てていった

そんな沢山の想いで話を、奥様は私に聞かせて下さいました。

そんな中でも前向きに、珠洲でお過ごしになられ
丁寧に丁寧にお庭を作り続けてこられたご夫妻。

その空間ももう無くなりつつあります。






勝田深氷という日本画家がここ珠洲に住んでいたのです。
勝東庵に訪れ、そう強く感じました。

彼の感じた珠洲
愛した庭
愛した家

一人の画家が景観を我が子の様に大切にする

彼の見た珠洲の景色
庭の景色

それらがこころとなり
筆を動かし
紙の上に描かれていくのです。


そんな景観がなくなるかもしれません。
本当にこれで良いのでしょうか...

珠洲を離れる事に涙する奥様とお別れした後
何度も何度もそんなことを考えていました。

今後、今まで通りのやり方で管理する難しさは、確かにあると思います。
ただ、どうか勝田深氷さんのこころが、珠洲へ残る形になることを祈ります。



2013-04-22

宝立山 ブナの自然林


珠洲の里山、上黒丸近くの宝立山へ
カメラを持ってちょこっとトレッキング。

黒峰城跡へと続くトレイルはブナの自然林の中を歩ける
お気に入りのスポットです。









うねうねと伸び、優しい表皮のさわり心地
ブナの木を見てさわって
何故だかとても癒されるひと時です。

緑の葉が付き始める頃
またここへ行こうと思います。






2013-04-15

車を通行止め!? ツーリングイベント再び!



昨日4月14日(日)に北国新聞主催の「のと里山海道サイクル&ラン」
に参加しきました。

今年は津幡隊長の計らいで遠征イベントにしました。

今回の目玉はなんといってものと里山海道(旧能登有料道路)を
通行止めして走れちゃう!というすんごいレアな体験をしました。

旧能登有料道路は金沢から能登へ一直線に抜ける道。
その有料道路が4月から全面無料化され「のと里山海道」と改名され
金沢→能登がぐっと近くなりました。

もちろん私たちはゆる〜くがモットーなので、やっぱりビーチクルーザーで参加です。




ブレスのカスタムモデル!
キュートでカッコイイでしょ!




本気モードなみなさん、すみませんゆるくて(笑)
大勢の参加者の中、圧倒的な存在感をかもしだす我々!

ビーチクルーザーをみるなり
「なになに!?あの自転車かっこいい〜!」
と周りをざわざわさせました。


今回はなんと漫画家の先生も東京から参加です!!
この嬉しそうに滑走する方「アオバ自転車店へようこそ」の宮尾岳先生です。







最後尾をゆる〜く走る、不良オヤジ集団です。
ちなみに後ろの関係車両に「早くはしれ!」とプッシュされてますが
ぜんぜん気にしてません、この人達。



無事ゴールして記念写真!

直ぐ横は砂浜なので、ちょっと風が強かったけど、天気に恵まれ
気持よくビーチクルーザーで走れました。

今回は四国、滋賀、東京など県外の参加者多数!
自転車で繋ぐ人の輪がまた大きくなりました。

次回はぜひぜひ能登でお会いしましょう!







2013-04-12

近くて遠い


寒い冬に逆戻りしたような天候が続いてます

家の中でも息が白くなり
ストーブもフル稼働







春はまだまだ
近くて遠いのでしょうか





2013-04-07

地域と人のつながり


今日は自分の住む集落の道普請(みちぶしん)がありました。溜池から畑に水を引く小さい用水路のゴミや泥を掻き出す作業をしました。

田舎ではこうした共同作業に参加する事で、地域のつながりを再認識するのです。



作業の中で集落の旧道も掃除しました。


奥には昔、集落の人達の火葬場があって
遺体を担いで、この道を通ったそうです。
ほんの50年ほど前まで、そんな光景がここにはあったのですね。



そして二週間ほど前に集落の神社で春祭りがありました。
この地域に移り住んで4年以上が経ち、今回はじめての参加です。

祭り、っと言っても、キリコ祭りとは違い、厳かな雰囲気。

集落の人達がたくさん集まる中
宮司さんの進行の元、正式に地域の一員となったことを神様の前でご報告しました。

なんだか、ちょっと自分も能登人になったような
そんな気がして、嬉しくなったのでした。