2012-01-30

127 HOURS

127時間という映画を見ました。予告を見たとき、「予告ですでにストーリーが完結してる...」と感じ興味を失ったのですが、監督があのダニー・ボイルということで、とりあえず見て見ることに。ちなみに、ダニー・ボイル監督は今年のロンドン五輪の開会式の演出を担当するそうです。







登山家アーロン・ラルストンの自伝を映画化した、実話です。実話ということで、え〜!っというドラマチックな展開はないのですが、生死の狭間に置かれた人間の心理描写が、ダニー・ボイルの味付けによって表現されています。

誰も助けの来ない岩の間で身動きの取れなくなった主人公。思い返す事といえば、アドベンチャーな世界の向こう側にある、日常の世界。

普段ごくごく当たり前に自分の周りにある物や出来事が、脱出不能な極限状態の中で、それは宝石の様に輝いて見えるのです。

当たり前の日常があることの幸せを考えるには、良い映画かもしれません。



2012-01-25

Life in Suzu 〜雪かき〜

Life in Suzu
~ Snow Shoveling ~




朝起きたあらビックリ!
すぅんごぉ〜い雪が積もってます(汗)

あ〜雪かきだ〜

今年はやらなくて済むかも?
...なんて甘い期待はするものではありませんね。



2012-01-20

冬の生活費


寒波なのか、暖冬なのか、私にとっては不思議な天候が続いています。今年は過去2年に比べると雪が少ない珠洲です。

移住する前は日本海に突き出るの能登ということで「冬」が心配だった私。東京から引越しする前に地元の人に聞いたら、「大丈夫、珠洲は以外と雪積もらんぞ〜」と聞き安心して移住したら、その年は大雪の冬。まぁ、今年だけ特別なのかな?と思っていたら次の年も大雪...。

今年は明らかに雪が少ないですが、これが普通なのか、たまたまなのか、よく判らないまま過ごしています。


今年で3回目の冬を迎えたのですが、東京の生活との違いを感じる一つは「灯油」という存在。各部屋にガス管が着いてる東京の家とは違い、こちらでは灯油がメインの暖房燃料です。ファンヒーターはもちろん、家の外に灯油燃料タンクも置いてあり、これは湯沸し器(風呂、台所、洗面所のお湯用)に繋がっています。

ガス使用料金はガスコンロ以外使わないので、あまり掛からないのですが、灯油は冬場に結構使うことになります。先週ガソリンスタンドに行ったら、灯油はリッター¥90ほどでした(昨年秋は¥70くらい) 我が家の灯油タンクが満タンで90Lですので、一回満タン補充すると¥8000以上掛かることになります。一人暮らしでキッチンで毎日、お風呂は2日に一回だと大体2ヶ月か2ヶ月半で無くなります。

もちろんそれ以外に、部屋の中に置いてあるファンヒーターにも灯油を使います。私の場合だと18Lのポリタンクが10日くらいでなくなります。

夏場はあまり灯油を使わなくなりますが、冬場はフル稼働。薪を使って薪ストーブや薪風呂を使う案もありますが、売ってる薪を買うと、灯油とあまり変わらないくらいコストが掛かります。自分で森へ行き木を斬って薪を秋のうちに準備したり、廃材をもらったり工夫すれば安く抑える事は可能ですが...。

都市部でも冬は暖房コストがかかると思いますが、家の気密性の違いがあります。移住者の利用するような空き家は、家が広く断熱材も入ってないケースがほとんどなので、暖房を消すと、とたんに温度が下がります。暖房器具の使用を我慢すると相当辛い冬を過ごすことになります。

電気代も冬のほうがコストが上がります。コタツやキッチンの電気暖房器具の使用が影響してるようです。今年は必要のない照明はこまめに消すようにしてコストをだいぶ抑えています。

もし北の方へ移住を考えられてる方がいるとすれば、冬の生活コストも頭に入れておいたほうが良いと思います。


2012-01-16

iPadのある生活




久々にエレクトロニクスの話題です。iPad2を購入してから半年以上が立ち、気づくと生活の一部にどっぷりと浸かっているデバイスになっていました。

同じOSを搭載しているiPhoneがあるのに、iPadなんていらないと当初考えていたのですが、Zinioという海外書籍を購読できるサービスをMacで使うようになってから、iPadが欲しくなってしまったのです。(Zinioは日本語版もあります)



米国では雑誌を定期購読すると70~80%OFFで購入できるのが当たり前。Zinioを使うと日本からでも、70~80%OFFでPCへデジタル配信で購入することが出来ます。東京にいた頃、新宿の紀伊国屋の海外書籍売り場で、定価の2倍とかいう金額で渋々買っていた雑誌を、Zinioでは月刊誌なら大体年間購読1千〜2千円程度、一冊100~200円で購入できます(海外書籍の場合)

今までデスクトップの前に座ってZinioを使ってたのですが、リビングの椅子に座っても使いたいな〜と考えていたらiPadをポチってました...。


Zinioに関わらず、iPadを使い始めて今まで習慣になっていた生活の中のデバイスの立ち位置が変わってきました。

スケジュール管理、一部メデイアコンテンツはiCloudで一元管理し、Mac、iPhone、iPadはiCloudにより自動で連動します。クラウドサービスは他社も行なってますが、Appleの場合はユーザーが特に意識しなくても使うことが出来き、敷居が低く使いやすいのが特徴です。

iPhoneよりスクリーンが大きい為、ネット観覧、動画再生に優れているし、キー入力が容易で長文入力もあまり苦になりません。さらに、外出時や旅行時の持ち出しは楽だし、こたつや布団に潜って使えるのも非常に重宝しています^^;

Mac製品全般に言えることですが、AppStoreの導入により、フリーソフトやシェアウェアの市場の強かったWindowsの地位も揺らいできています。AppStoreを使えば、こんなソフトが欲しかった、といった物が簡単に見つけることができ、開発者側にもメリットが大きいので、今後Windowsでしかなかったような用途のソフトもどんどん増えてくるのではないかと思います。マイクロソフトも危機感があるのか、次期OSのWindows8ではアプリケーションストアーを用意するようです。

今やノートパソコンの出番はなくなり、仕事用のメインのMacとサブのiPadがあれば、特に何も不自由しなくなりました。基本がネット観覧やソーシャルネットワーキングがメインの人は、もはやiPadのようなタブレット端末だけで十分な気さえしてきました。


現行のiPad2が発売されたのが昨年3月。そろそろ世代交代の噂が流れていますが、このiPad、
使ってみると非常に便利で、今やなくてはならない物となってしまいました。



2012-01-12

雪とはなさん

今年一番の寒気到来!などとニュースで報道されていますが、珠洲も数日前から寒い日が続いてます。そんな中、今日は奇跡的に夕方から晴れ間が広がり、キレイな夕日が白い雪をオレンジに染め始めました。

「ご主人様!晴れました〜」

とはながうるさいので、近くの神社までお散歩です。





掘って掘って、ゴロンゴロンして...って寒くないのかな〜と思いつつ、飛び掛ってくるはなさんとプロレスごっこをするご主人様。

あらら...、飼い主に似るとよく言うけど、飼い犬に似てきたのかもしれないな...私(汗)


2012-01-08

SHOKUTAN 「横山海水とうふ」


今日は能登半島の先端に近い横山地区の新年会におよばれされ、海水とうふを味わって来ました。地域の女性達が集会所に集まり、みんなんで一致団結して豆腐とそばを作っていました。

今回は能登の浜で汲んできた清らかな海水を使う「横山海水とうふ」を紹介します。


一日水につけておいた大浜大豆(地大豆)を石臼で挽き(現在はミキサーを使う)呉汁を作る。呉汁を布に入れ竹の台の上で力を入れて揉んで豆乳を搾り出す。絞りやすくする為に時折水を布にかける。


搾り出した生の豆乳を鍋でゆっくり沸騰させる。丁寧に灰汁を取りながら、吹きこぼれそうになった時に、冷めた生の豆乳を入れ吹きこぼれを防ぐ。沸騰し豆乳にまんべんなく火が通ったら、海水を入れる。海水はその日の朝に海でとって来たものを使う。横山地区では豆腐を作る為に必要な、”キレイな海水を汲む場所"が昔から決まっている。


海水は様子を見ながら女性たちの”感”で入れていく。入れたら直ぐにへらでかき混ぜて様子を見る。凝固して表面に水が出てくる当たりを見極めて火を止めて蓋をし、20分程度置いて2次凝固させる。


お年寄りがいたので話を聞くと、おばあちゃんの、そのまたおばあちゃんの時から、ずっとこうして海水とうふを作ってきたと言っていた。

温かい海水とうふはホロホロとしたおぼろ豆腐で、微かな塩味の中に豆の甘みをぐっと感じる味がする。

ここ珠洲では昔から製塩業が盛んな場所で、にがりも比較的簡単に手に入ったはず。そんな土地にも関わらず、なぜ海水を使用するのかが興味深い。きっと塩もにがりも貴重なもので、庶民には手に入らかった時代があったのかもしれない。また、海水ならではの塩味を好んだとも考えられる。


地元で採れた在来種のそば粉を使ったお蕎麦も絶品だった。能登にはまだまだ美味しい食材が眠っていると改めて感じたのでした。


2012-01-05

Do IT !! 2012 !!


本年もどうぞよろしくお願い致します







★ 本年やるべき事 ★


< Work >

・自社加工所開設
・農業:からし菜生産 (秋)
・自社HP開設
・自社デザインオフィス開設
・芥子油商品化
・自社商品のパッケージリニュー


< Support  >

・珠洲移住者クラブ(仮名)設立
・移住ネットワークサイト開設

< Event >

・珠洲ツ〜2012 (4月末予定)
・能登里山塾(仮名)(年3〜4回)
・移住者クラブイベント(年3〜4回)


仕事の分野では自社の加工所を持ち、製造量を増やす事が大きな軸となる。デザイン分野ではオフィスを作り、デザイン作業の集中と事務作業の効率化図る空間を確保する。

移住サポートは「珠洲 = 移住の里」を目指す枠組みの第一歩としてのネットワークづくりを行う。現在珠洲で暮らす移住者とのネットワークを強くし、個々の移住者の活動と暮らしぶりを紹介するサイトを作りたい。

イベントでは、昨年に行った都会の人々に能登の里山里海文化を紹介するツアー参加者と一緒に、能登の体験型イベントを行う。珠洲ツ〜のツーリングイベントは過去史上一番クレージーなイベントになると思う。



< その他どうでもよい事 >
*でも重要だったりする事

・愛犬はなの調教
・納屋の整頓
・我が家のプチリフォーム
・すずたまの看板を作る(家の前に立てる)
・釣りを習う&魚のさばき方をマスターする
・珠洲お風呂マップをもういい加減完成させたい
・珠洲の四季を記録した映像作品作り
・裏の畑にちゃんとした家庭菜園を作る
・おいしいブリトーとハンバーガーを作りたい
・海外旅行へ行く
・ファミリー的な事の将来設計に真剣になってみる




ということで、自分を奮いたたせる意味も込めて
いろいろ宣言してみました。

Do IT !!  2012 !!