2009-12-31

東京へ里帰り その2 IKEAに行ってみた



TenChoは田舎だからといって「ばあちゃんの家」的なインテリアに囲まれ暮らしたくはないし、若い世代にはニューウェーブな田舎暮らしが絶対に必要だとも思っています。なわけで田舎のイメージをおしゃれなカントリーライフに!と意気込んだものの現実、田舎ではいけてる家具を揃えたりするのはまず無理です(泣)

で、里帰りのついでに念願のIKEAに今日行ってきました。IKEAにはアメリカ生活をしていた時からずっと通っていた北欧家具の店。それが最近日本にも上陸したと聞き、さっそく調達へ。IKEAの特徴はまず「優秀なデザイン家具を安く」です。安く買えるかわり組立は自分で行わなくてはなりませんが、大抵簡単に組み上がるよう設計されてます。また、人々をまず驚かせるのが店内。まるで海外ドラマのようなセットがいくつもあり、そのひとつひとつがご購入できますよ〜というコンセプトで、見てるだけでも楽しくなる店内になっています。どのセットも「わぁ、こんな部屋住みたい!」と思える内容で、デザインも遊び心にあふれています。とにかく北欧デザインのスタイリッシュで遊び心のあるお洒落なお店なんです。

年末ということもあり小物なんかも激安でついつい買いすぎてしまいます。こうなると早く珠洲に帰りいろいろいじりたくなってきた...。


IKEA家具のデザイナー



店内には一切ストックを置かない為このメモが必要。
最後に品番を書いたメモを片手に倉庫へ行き自分で調達。
テーマパークの様な店内は買わなくても十分楽しめますよ。



いくつものモデルルーム的なセットが並びます。



故郷「東京」へ里帰り!



本日午前中に仕事収めをしてわが家石川県珠洲から、生まれ故郷の東京へ里帰り。って、普通里帰りって言ったら逆ですよね(笑)。TenChoの場合は東京が故郷になるんですよ。自分でもなんか変だなぁとは思います^^; 里帰りは移住してから今回が初です。で、狼煙を10時頃出発、まずは能登から脱出です。高速にのるまでが結構時間掛かるんですよ...。しかも、田舎では抜群の機動力を発揮する軽自動車は長距離の高速道では、ぐわんぐわんエンジンが回り(100キロで6000回転)安心感0状態。当然後ろから煽られることしばしば...。ああ、疲れる...。でも、まぁ、昔の軽よりは断然良くはなってますが...。そんな中、TenChoは音楽がんがんのノリノリで東京までの10時間の長旅を無事乗り越え実家には7時頃到着。今日は雪も降らず、終日お天気に恵まれ渋滞もなくスムーズでした。

実家に到着すると、レアな田舎土産(野菜、米、魚介類)を両親にプレゼント。久々に実家でこれからの数日間ゆっくり出来そうです。

実家でメールをチェックすると旧友でTenChoの一番の親友クリスからメールが。彼はアメリカ時代の友達で、向こうで弁護士になるべく勉強に励んでいる頑張りやの友。ネットジャンクの彼がある日突然ネットをやめて以来、あまり連絡が取りにくくなってなっていたので、久々に近況を聞けて嬉しかった〜。

さて、年末、年始何するかな〜。まずは北欧家具の店IKEAでインテリアを揃えなくては!


「おれの家の現在の台所状況」と友人から送られてきた写真...。汚ね〜よ!(笑)ファイナル(試験)ご苦労様。

2009-12-27

移住仲間で忘年会!

昨晩我が家(TenCho)宅にてここ珠洲へ移住をした若者達と忘年会を実行しました。実はここ珠洲では最近移住してくる方々が自分を含めぽつぽつ増えてきています。若者達に魅力的な何か?を珠洲はもっているのでしょうね。その何かをもっと具体的に整理して外に発信していかなくてはいけないわけで、このメンバー達はその期待を背負っているかもしれません。

実はTenChoの家で飲み会をするのは初めてというか、ここへ引っ越ししてからばたばたしていて、人をお招きする機会がいままでありませんでした。今回、もうさすがに今年ももう終わりに近づいてきたということもあり、忘年会をやろう!という運びに。

人を呼ぶとなるといろいろと家中の掃除もしなくてはいけなく、もう年末の大掃除の勢いで片付け作業、当日は鍋を用意しキムチ鍋にして具材を沢山入れました。TenChoの家で飲み会と聞きつけた地元の方々、自分達は参加するわけでもないのに、ごちそうをわざわざ持ってきてくれたりして、TenCho「あぁ珠洲最高!」と、皆様に感謝、感謝。これからの珠洲をみんなんで熱く語り、突然のカラオケ大合唱が始まったり、踊り出したり....と、かなり盛り上がった忘年会。

1年後も10年後も30年後も、またこうして気の知れた珠洲の仲間で飲み会ができるわけで、田舎ならではの友人付き合いって、実は本当に幸せなことなんですね。


あったかコタツで鍋つつき

2009-12-20

雪のある生活初体験!



ただいま日本中を寒波に包まれていますが、ここ珠洲も雪が連日降り続き一面真っ白な世界が広がっています。珠洲の積雪は20cmくらいでしょうか。

TenChoは珠洲へ移住してからの初雪を体験しました。スキーやスノボで雪のあるところへ行くのとは違い、雪のあるところで”暮らす”となるとまた生活事情が変わってくるのです。 あたり前ですが、朝起きてからから寒い一日が始まります。アパートやマンションと違い、空き家のような一軒やは暖房器具で暖められるのはヒーター1個でせいぜい一部屋が限界。そんなわけで廊下、トイレ、キッチンに向かうのがつらい...。なんせ、家の中でも息が白くなりますからね(笑)。ともかく、冬が来る前にきちんと暖房器具は揃えておいたほうが良いようです。コタツはマストアイテムですよ~。

もう一つ大事なのは車のタイヤです。これは雪の降る前にスノータイヤに履き替えなければなりません。雪がやってくるぞ~、となると町の車屋さんはタイヤの交換作業で忙しくなり、予約待ちも出るお店もあるそうです。で、TenChoは生まれてから一度もスノータイヤなるものにお世話になったことがなく、何から段取りを進めてよいのかさっぱりわかりませんでした。地元の人に聞くとどこどこモーターさんにお願いするといいよ~、なんてみなさん言われるのですが、定価買いなんて絶対ダメ!な東京暮らをしていたので、んなとこでタイヤ買ったらすんごい損するのではと不安でした。タイヤ4本を購入するとかなりの出費になるはずですから...。



そこで活躍するのはインターネットです!いまやネットさえつながっていれば田舎でも都会並に情報を得ることが可能です。ショッピングもその一つ。調べてみると、タイヤを単品で買うより、ホイール付きで買ったほうがお得だと判りました。タイヤのみ購入して町の車屋さんに今履いてるホイールに取り付けを頼むと相当工費がかさみ現実的ではないようです。ホイールとタイヤのセットで購入し、さらに自分でジャッキアップでタイヤ交換をするほうが工費が一切かからないのでお得なんですね。もちろんタイヤとホイールはネットで一番安いお店で購入できました。

ホイールごと交換することは、田舎の人はごくごく一般常識的な知識ですが、都会からきたTenChoはまったくの無知でした。そもそも、東京の人は大雪が降れば車を運転しませんからスノータイヤなんて必要ないわけで...。ですが、田舎では車無しにはどこへも行けないんですよね。

次は家の周りに積もった雪を雪かきしなければ(汗).....。


2009-12-17

珠洲産そば粉の手打ちそばを堪能!



本日、交流施設狼煙にて羽咋のお蕎麦屋「あら鵜」の山口さんに来てもらい、そば打ち&試食を行いました。山口さんは以前、大浜大豆の生産者の二三味さんが作る蕎麦の実を見に狼煙にたびたび訪れていて、今回二三味さんが、ぜひ珠洲産の在来種蕎麦の実を使ったそばを作ってほしいとのことではるばる雪の中来てもらいました。



いざ、おそばを作りだすとさすが職人ですね、動きに無駄がなくきれいに仕上げて行きます。



蕎麦を練って伸ばす工程もすごかったけど、特にこの切る作業がすさまじくすごかった...。リズミカルに細くすぱすぱといとも簡単に作業をしていくのですが、まるで機械のようなさばきでした。



最後に1分半ほどゆでて冷水であらい出来上がり!食べてみると食感といい、蕎麦のかおりといい最高においしかったです。とくにのど越しもよかった。また、このような機会があればぜひおいしいお蕎麦を作ってほしいです。




 市長さんも試食にこられました。


2009-12-14

先っちょでジャズ&ブルース

今日はとっても楽しい時間を過ごしました。本日珠洲でジャズとブルースの生演奏をお酒を飲みながら楽しんできたのです。



渡辺キャロラインさんの主催で今回わざわざ徳島からミュージシャンを呼んで、ここ珠洲で演奏してもらうことに。なんでも、キャロラインさんとはずっと昔からの知り合いだそうです。音楽はちょっと大人な感じでバーボンとウィスキーが合いそうなジャズとブルースの音楽。もう、ここは珠洲であることを忘れてしまうほどみなさん音楽の世界に引き込まれてしまいました。ぜひぜひまた素敵な音楽を珠洲で聴かせて欲しいです。


お酒が回ってきた終盤。席を立ちみなさん踊り始めました。


....ぇっとぉぉ...この人、だれっ?....

2009-12-11

青豆豆乳ソフト!

以前、黒豆の豆乳ソフトを半分遊び感覚で作ってみたのだけど、以外と好評で「黒豆の次は何豆ですか?」なんて聞いてくるお客さんもいたりで、意外とうけた豆乳ソフトクリームだったのですが、調子に乗ったTenCho.....ついに青豆にも手を出してしまった....。


 青豆そふと..やっちゃいました(汗)


青豆(緑豆とも言いますが)はソフトにすると淡いグリーンで「メロンですか?」と勘違いされてしまいそうですが、味はしっかり豆乳です。青豆特有の味...は特に食べてみたらわからないのですが、まったりとクリーミィーでほんのりとした青豆の甘さがさわやかです。

前回同様、こちらも一定の量しか作ってないので期間限定で販売中です!全国的にもめずらしい青豆豆乳ソフト、ぜひご堪能あれ!

2009-12-07

能登半島の先っちょで「大爆笑」

本日交流施設狼煙で100人にも及ぶ人々が押し寄せ、さらに大きな笑いに包まれました。で、なにがあったのかと言うと立川一門の立川志ららさん、談大さん、吉幸さんの落語の寄席が行われたのです!

もう、何年も前から年に一度珠洲へ来られているのですが、今回は新しく出来たこの交流施設狼煙を使って寄席をひらいてもらいました。実は狼煙で寄席をやろうと話が持ち上がった時、そんなに人が来るのだろうか?とみな若干不安になったのですが、蓋を開けてみると大勢の人達が来場しました。施設で普段体験教室として使っている室内に人が入りきれず、後ろの方の人はちょっとはみ出た所に座ることに...。過去にこんなに人が集まったことはないそうです。


凄い人数です(汗)



話も笑い声も徐々にヒートアップ。みなさん楽しそう。



笑い声が室内を包みます。

地元のおじいちゃん、おばあちゃんもげらげらと大笑い。今日は本当に寒い一日でしたが、ここ能登の端っこ狼煙はぽかぽかとした熱気に包まれました。昨今笑いは健康に良いと言われていますが、狼煙に集まったみなさん、まだまだ長生きしそうですね^^;

2009-12-06

大浜大豆 収穫完了!!


11月下旬、天候がいまいちパッとしない日々が長く続きやっと収穫が可能になり、珠洲で大浜大豆を栽培する二三味さんから「お~い、豆刈ってるから見にこんか~?」と連絡がありました。早速畑に行ってみると夏には青々をしていた畑が、まるで干ばつに襲われた大地のようになっていました。え、干ばつ?いや、いや、実は大豆にする豆は上の写真のようにわざと枯らしたうえで機械を使い豆だけを収穫します。


 ふさを指でさわると硬い実がわかります。

大浜大豆は収穫が遅く非常に栽培に手間がかかるため、地豆にも関わらず昭和30年以降生産が減っていったというストーリーがある豆です。そもそも昔は鎌倉時代以降日本中で大豆が栽培され、おもに醤油、味噌、納豆、豆腐などに加工し貴重なタンパク原として日本人にはなくてはならない食物にも関わらず、現在、国産大豆、さらには地豆といわれる在来種は非常に貴重な豆となってしまいました。上記の日本の代表的な加工品はもはや外国産の豆が主流になり、国産大豆は生産が減少。いまでは国内自給率5%という、壊滅的とも言える生産状況にあるのが現状です。

以前、珠洲の地豆、大浜大豆の枝豆を食べたのですが、味が濃く非常においしかった。生まれたときから外国産大豆の「退化した加工食品」しか口に入れてなかったTenChoには驚きの味でした。この本当の国産大豆の味、日本人には忘れてほしくないですね。

 
大浜大豆の新豆!