2011-08-31

海の色

今日は能登Lifeツアーの打ち合わせに輪島までドライブ。お気に入りの海沿いコースを通って輪島まで向かう途中、海を見るととても良い景色でした。

能登に来て初めて気づいた事は海の色が毎回表情を変えるとういこと。東京にいた頃は海が見えるような環境でなかったので、毎日海を見る環境で暮らしてみると、この海の色というものが、こんなにもバラエティに飛んでいる事に驚きました。























能登の晴天の夏の海はこんな風に気持ちが良いんです。
この時は北の空へ雲達が歩いているようでした。

そして今日はこんな色
怖いくらい波一つ無く穏やかな海。


薄曇りの空のせいで、まるで海の色と空の色が交わっているようです。
海の上をずっと向こうまで歩いて行けそうな感じがします。

こんな色の海が一番好きなんだと今日わかりました。


2011-08-29

丸洗い日和

 

今日は犬の丸洗い日和でしたので、はなを丸洗いしてみました。





じゃぶじゃぶ水をかけるとピクリとも動かなくなるはなさん。
今日も微動だにしません。

完了!の合図とともにバタバタ水を弾きは始めました。





















































今年の夏はいっぱい汗をかいたようで
心無しかさっぱりした表情です。

もう夏も終わりですね。



2011-08-26

漁師町の祭り

東京からまたまたお客様が来られました。アイスクリーム屋さんと料理研究家さんです。このコンビで珠洲へ来られるのは実は2回目です。

今回は1日目に珠洲の環境を下見し、2日目は輪島の祭り「輪島大祭」の見学です。


珠洲ではもう時期的に食べるのは最後の「黄金岩牡蠣」です。この牡蠣、一口では食べれないほどの大きさがあり、かぶりつくととってもクリーミーな岩牡蠣なのです。お値段もびっくりするほど高いですが、一度食べる価値はあります。


2日目は輪島の祭りに参加。漁師のお宅にお邪魔してごちそうをたらふく頂きました。ここのご主人は大きな舟を数隻所有していて、マグロなども獲っているとの事でした。漁師さんと直接お話を聞けるのはとっても新鮮な経験です。もちろんマグロも沢山頂きました。なんと贅沢!幸せのひとときでした。

他の能登の祭りではなかなか見ない格好です。

輪島前神社から祭りは始まります。

男達が神輿を外へ担ぎだします。

 活きよい良く神輿が外へ担ぎだされます。



漁師町特有のライトアップ。
すべての舟が祭りのために明かりが灯されます。
大漁旗もすごい迫力。

最後は巨大なたいまつに火がともされクライマックス。

東京からのお客さんもこの珍しい祭りに大満足。美味しいものを食べ、温泉につかり、祭りをみて能登を満喫したようです。

夏ももうそろそろで終わりですね。ただ、能登の祭りは10月まで各地域で行われます。能登はまだまだこの祭りの熱気が続きます。

2011-08-20

とおまわり

本日、いとこが帰って行きました。















































十数年会っていなかったいとこですが、やはり血の繋がりでしょうか、直ぐに打ち解け、互いにこれまでの人生を振り返るように、たくさんの話をしました。


僕はアメリカで、彼女はヨーロッパで...、他人とはちょっと遠回りの人生を送っている我々。でも、心は常にポジティブ。















































能登に来た時よりちょっぴり元気になって、いとこは帰って行きました。


2011-08-17

いとこをおもてなし

今いとこが能登の我が家に遊びに来ています。



フランスで仕事をしていて最近日本に帰って来ました。彼女とは年も同じで幼少期は同じ市内に住んでいた幼なじみなのですが、思い返すともう、十数年会っていないことにお互いビックリです。

ゆうか庵でランチ。
毎回キレイな盛りつけに関心します。

次の日は窓岩近くの漁師の食堂でランチ。
能登の穴子を使った天丼を頂きました。

外から能登にお客様が来るとまず胃袋から攻めて行きましょう。これでまずはハートをがっちりわし掴みするのです。

谷川さんにお願いして醤油蔵へ行きました。

大浜大豆の醤油になるもろみ

かき混ぜ体験

蔵の中には醤油を美味しくする菌が生きているのです。

そして能登の独特の文化に触れた日には、もう9割がた能登の魅力にハマってきます。ゴールまであともう一歩です。

金蔵へ
今日は金蔵万燈会(かなくらまんとうえ)

2万個のロウソクをみんなで灯します。

集落全体がロウソクの明かりに包まれます。

日が落ちると一面光のショーに

ここからが勝負です。能登の祭りやイベントに触れさせ確実にトドメをさして下さい。これで確実に能登にどっぷりはまってしまい、みなさんリピーターになられます。

...ってこれなんかの如何わしいセミナーでしょうか(笑)

冗談はさておき、こちら側の勝手な”思い込みのおもてなし”ではなく、あるがままの魅力を伝えるだけで能登の魅力を十分堪能出来ると思うのです。

いとこはまだ能登に滞在するので、残りもいっぱい能登を満喫してもらい、たっぷり癒されて東京に戻って頂こうと思っています。



2011-08-12

掘り出し物?

家の片付けをしていたら、以前地元の方にもらった珍品が出て来ました。

「納屋からこんなん出て来たけど、いる?」
「おぉ、古そうですね!」
「あんたもらわんなら捨てるけど...」
「いります、いります!!」

ってなやり取り(だったと思う)で、もらったのがこれら。



そう、ドーダンタス・ドーコレ!
あ、いやスタンダード・レコード!

10枚くらいもらったのですが、浪曲や落語、童話などがほとんどでした。その中の「桃太郎」は歌なのか、語りなのか気になるところですが、我が家にレコードプレーヤーがないので確認する術がありません。

なんでもくださった方のおじいちゃんが珍品コレクターだったらしく、今でも変わった物が家の中に保管されてるそうです。私がもらったレコードもすべて戦前の物のようです。

「ンペンルの街」
子みす 島栗:演主
Pressed in Japan under license for The Japanese Empire
(大日本帝国の許可の元に製造)

中でも気になったのが「ンペンルの街」。あ〜、ややこしい、「街のルンペン」ですね。戦前の昭和初期(昭和6、7年)、今から70年以上前に作られた映画みたいです。ネットで調べても映画そのものの情報が出て来ません。こういうの、逆にそそられます(笑)

この時代、失業者、浮浪者が多く、その人達を「ルンペン」と言い、この言葉がはやったみたいです。街のルンペンはその時代に作られた小説を映画化したもののようです。

日本映画史的に言うと、丁度トーキー(音声の出る映画)が出始めた時代です。この時代だと確かに資料的に残ってないかもと頷けます。

で、このレコードはおそらく映画の音声が録音されてるレコードだと思うのですが...確認できません。

多分田舎の納屋なんかにはこんな珍品がゴロゴロしてるんでしょうね。たまに古い家屋を解体してる光景を見ると、ちょっと立ち寄りたい衝動に駆られます。

。たしで話の物し出り堀


2011-08-11

新しい仲間

今日は午後、珠洲へ移住したい!っという関東から来た女性とお会いしました。

「ブログ拝見させて頂いてます!」

とある日メッセージを頂きびっくりしたのですが、ではお会いしましょう!ということで本日お会いする運びとなりました。

移住窓口のNPO法人能登すずなりの担当後藤くん(彼も移住者)同席のもと、移住の目的や今後の事など相談に乗らさせて頂きました。

幸い御両親が珠洲出身だったことで、住居の空き家や近所付き合いは問題なさそうで、一番の難関の「住む場所」をすでに確保していることを聞き私も後藤くんも一安心。


茅葺きのりっぱな家

台所には立派な薪の釜が。

ご本人は住める状態か心配なされていましたが、空き家の状態としては私の知る限り良好な状態に見えました。歩いて海まで行ける立地もあり、逆に羨ましいくらいです。

後ろ姿なら...という事でパチリ

サイクリングが趣味だそうで、珠洲へは穴水駅から自転車で来たそうです!すごっ!明日と明後日は珠洲から金沢まで自転車でツーリングし、そこから電車で帰るとの事です。パワフルな女性です!

現在の仕事を一段落させた後で、来春には珠洲へ本格移住したいとの事です。若い方がここ珠洲へ来てくれる事は私も後藤くんも非常に喜ばしい思いでいます。

食や文化、アウトドア・アクティビティなど、珠洲の暮らしは刺激的で楽しいですよ〜。

若者の安住の地に珠洲はなれるポテンシャルがあります!
もっともっと仲間が増えるといいな〜

2011-08-07

オレンジタウニーでちょこっとツーリング!

今日も快晴で日差しがギンギンの一日。

熱さを気にしつつビーチクルーザーのタウニーでちょこっと珠洲の中心街までツーリングすることに決めました。

はな「ご主人様いってらっしゃ〜い!」

ビーチクルーザーに乗って出発!!

まずは20分かけて飯田の商店街付近まで軽くツーリングです。この暑さの中、意外だったのがビーチクルーザーに乗ると風を体中に浴びて快適だったこと。走行中は汗が出ない!意外と自転車って快適なんだな〜と感じました。

二三味珈琲カフェで「船小屋ブレンド」を購入。店内は席が無いほど満員でした。その後に近くのギャラリー「舟あそび」に寄り道。

ギャラリー舟あそびへ

ギャラリーに見えない事もあって珠洲の穴場的スポット

変わった陶芸が今回も沢山置いてありました。

その後「道の駅すずなり」へ
塩ソフトのキャラメルソースを頂きました。

旧珠洲駅

風を浴びて、のんび〜りツーリング

夏の空に出会いました。

寄り道してゲットした品々。

最後はビールで乾杯!やっぱり自転車のスピードっていいな〜と改めて感じました。次回は海沿いをゆったりツーリングしたいです。

2011-08-05

冷蔵庫いらずのレシピ

昨晩注文していた本が届きました。

冷蔵庫いらずのレシピ:按田優子」!


「次の本出ます!」と聞いていたので事前予約してました。

まずは冷蔵庫のコンセントを抜くことから始まる!?

以前お話ししたとき「冷蔵庫のコンセントは抜いてます」と、さらりと答えていた按田さん。写真を見る限り本気度が伝わってきます(汗)


干すことで保存する

能登へ来られた時に能登の発酵文化に感心していた按田さん。そう、発酵もまた日本人の知恵が詰まった保存方法であり、体に良い微生物と酵素を含んだ健康食でもあります。

あっ!
左の写真の棚に珠洲の「百花蜜」を発見!

田舎暮らしをするとその時期の旬の野菜を大量にもらうことがよくあります。干したり、漬けたり、発酵させたり、いろいろな保存方法をマスターすればきっと役に立つはず。

冷蔵庫のコンセントを切る勇気はありませんが、保存の知恵をこの本から学ぶべく熟読したいと思います。

2011-08-04

草刈くん復活!&プラスアルファー

このブログ書いてたらカエルくんが2階の窓に!
って... この写真関係ないですね(笑)

朝、区長さんが修理した草刈機(草刈くん)が帰還しました。実は2サイクルエンジン用の混合燃料を入れてしまい、まったく動かなくなっていたのです(汗)ちなみにこの草刈くんは区長さんから無料長期レンタルしてるものです(オイオイ!)

単純にホームセンターにある「草刈機用」と書いてある混合液を入れれば良いと思っていました。4サイクルの草刈機の存在すら知らんかった...。

草刈くん無事帰還!
はなもベロを出してお出迎え

家の裏の畑
左が刈ってない場所、右が刈った後

夏になると雑草が刈っても刈ってもすぐにぼうぼう生えてきます。田舎に暮らすと草刈機の扱いぐらいは自分で出来無いとお話になりません(って偉そうなことは言えない身ですが...)

 ほおずき

シソ

自生していたほおずきとシソは刈り取らずに残しました。他にも食べれる植物が生えていた気がしますが、めんどくせー!とばかりに一刀両断。

空き家を借りると当たり前の様に畑も付いてきます。その畑もそのままにしておくと、あっという間に雑草だらけに...。仕事も畑も、庭も綺麗に管理しようとすると結構な時間を費やします。

ちょっとすると雑草が復活してくると思うので、また草刈くんが活躍しそうです。今度は燃料間違えないようにしなくては(汗)



おしまい...


と見せかけてちょっと報告です。

先日Web R25さんで「地方への転職経験者に聞く その魅力とは?」に地方転職例として紹介されました。

今年春にスタートした「すずたま」として取り組みは加工品販売、Webデザイン、グラフィックデザイン、イベント企画を行っています。特にWebと紙母体デザインの仕事は以外とニーズがあり、現在主な収入の柱となっているいます。

とわ言え、わざわざ都会から乗り込んできてビジネスをするほどの大きなニーズはないと思いますし、人口流失の止まらない田舎では将来的に安定した仕事とは言い切れないところがあります。

視点を変えて、スローライフの中で得る現金収入の一部と考えれば、web系やグラフィックデザイン系の仕事は経験者にはぜひおすすめできる職業だと思います。家にネット環境とパソコン一台あれば出来る仕事なので初期投資が掛かりません。

東京で仕事をしていた時と比べるとだいぶ収入は落ちましたが、物価を考慮すると以前とあまり変わらないと思っています。なにより、豊かな自然環境や新鮮な食材を格安で食べれることを考えると、「心の幸せ度」は都会と比べ数倍高くなったと思います。

将来への不安は恐らく都会で暮らしても、田舎で暮らしも変わらなく抱き続けるかもしれません。ただ、そういった不安な気持ちを癒してくれる”自然や人”が田舎には身近に多く存在します。

高度経済成長以降の都市集中型の暮らしはいつまで続くのでしょうか?今後の将来設計に「田舎での暮らし」を選択の一つにして見るのも良いのではないかと思います。


若い人達が集まってクレイジーなイベントも沢山やってます(笑)