自宅と仕事場の境界線が曖昧な我家に、はっきりとしたオフィスを作りたい!っと思いつつ、重い腰が上がらない日々を過ごしていた時、お知り合いの輪島塗の木地屋さん、
四十沢さんから、ナイスなタイミングでワークショップを行うとお知らせが来ました。
英国のデザイナー、
マックス・ラムさんが輪島にて、誰にでも作れるテーブル作りの講座を開いてくれました。使う材料はホームセンターで安く売られている、角材。その、角材を使ってテーブルを作ってしまいましょう、っというワークショップでした。
まずはみんながどんなテーブルを作りたいか案を出し合いました。
決まったデザインを形にすべく、マックスさんが
角材をどの長さに切るか調整してくれました。
使う材料は2メートルの角材6ピースで¥1,000程度のものと釘のみ。
道具は、のこぎり、電動ドリル、紙ヤスリ程度。
角材をつなぎあわせ天板を作りました。
天板は隙間もなく、ヤスリがけすると一枚板のように。
最後に脚をくっつけて、ガタつきを調整したら丈夫なテーブルが出来ました。
完成したテーブルを前に皆さんから「おぉ〜!」と歓声が。
マックスさんは、高価な材料、難しい技術ではなく、自由な発想で、簡単に手に入れられる材料で作る家具、を提唱するワークショップを、世界各地で行っているようです。
あの角材で、最終的にこんなに素晴らしいテーブルが出来てしまう事に、とても驚いてしまいました。自分の中では「家具=職人」という考えがあったのですが、それはマックスさんのワークショップを受けたことにより、瞬時にして切り替わってしまいました。
この興奮が残るうちに、早く自分の設計したテーブルを作りたいなと思います。