2016-10-17

稲刈り from 東京


今年も春にみんなで植えた稲を刈りに東京からの御一行が来てくれました。今回は2名の初参加を含めて東京からは8名の参加です。









今回もわいわいと楽しく稲刈りを済ませました。山間地で低農薬育ちのこの稲は、毎年おいしいお米になります。毎年毎年リピーターになってやって来てくれる彼らもまた、この美味しいお米の虜になっているのです。



そして今年は嬉しいニュースも飛び込んできました。昨年開催したこの旅が出会いで、結婚されたカップルが出来たのです。そして能登スタッフの1人が神社の宮司さんという事もあり、今回能登の神社で伝統的な婚礼の儀を行い、稲刈り参加のみんなで二人を祝福しました。

この企画を始めた時にこれをきっかけに移住者やカップルが出来たらいいね、と話していた頃を思い出しました。それが実現となり感無量です。

これを気にもっとこのような出会いに力をいれようよ!、と能登スタッフで話しが盛り上がりました。今後もこのような素敵なつながりを増やせていければ良いなと思います。






2016-10-11

今年もポーランドから




今年もポーランドから日本語を勉強する大学生が珠洲へやって来ました。

今年はただの観光をやめ、地域との繋がり、そして彼らの語学力UPのために、今回は地元の小学校を訪問する事にしました。



国際交流という形で、午後の1時間を私達の時間に当ててくれました。授業ではポーランドの伝統的な民族ダンスをみんなで踊りました。

最初はシャイだった子供達は次第に笑顔になり、最後はポーランドの学生たちと溶け込み、会話を日本語でするほど仲良くなっていました。







彼らの旅のメインイベントであるキリコ祭りの参加も行いました。ドテラという祭りの衣装を着ると、その日本的な装いに興奮が冷めやまないようでした。

前日に訪問した小学校が、祭りの地域の子供達が通う地区だったので、ポーランドの学生達は地域の人達とすんなりと溶け込み、例年よりも沢山の地域の人々との交流を深めることが出来たようです。




日本らしさが残る珠洲へ来て、伝統的な日本の姿を感じたポーランドの学生達。きっと国に戻った彼らの語る日本というイメージは、普通の観光で日本を訪れる人達とは、違った視点をもっていると思います。

沢山の地域の人達の協力で今回もすばらしい旅を彼らに提供できました。また、このような地域に住んでいることを、改めて誇りに思います。


2016-10-07

つながり







移住
結婚
誕生


一人で縁もゆかりもない土地に住み着き
出逢いというものにあまり期待はしていなかったけど
移住後の生活は人との繋がりの連鎖でした。

田舎での生活は
沢山の人との繋がりの生活でもあります。

そこには都会の
「無関心にしてあげるやさしさ」
はありません。

地域全体が家族のような繋がり
それが田舎暮らしです。

家族は言いたいことをずけずけと言います。
家族だからこそ憎しみ合い
また、喜びを分かち合います。


とてもめんどくさい関係です。


ただ、やっぱり
心の中心に揺るぎないひだまりがあるのです。


子を授かり
まるで第二の人生がはじまるかのようです。

今後のめんどくさいに
にこにこわくわくしています。






2016-02-05

冬の能登を満喫

毎年2回、田植えと、稲刈りに東京から能登へ来てくれる「能登にはまってしまった人達」がいます。

昨年の稲刈りの時にどうしても来れない人がいたので、「冬の能登も面白いですよ」と私が放った一言で、では田植え稲刈り以外の時期の「冬」も能登へ行きましょう!と話が進みました。

秋に来れなかった人向けに発言した一言だったのですが、蓋を開けたら田植え稲刈りの倍の参加人数の総勢14名の1泊2日旅に...。



初日は七尾方面に行き、ナマコの加工場を見学、オリーブ畑見学、牡蠣小屋、市内観光をし、能登島の宿で冬の幸をお腹いっぱい食べました。








二日目は奥能登に移動し、珠洲の上黒丸地区で雪遊びです。かんじきを履いて一列になり、積雪70cmはある白銀の新雪を歩きました。

冬は海の幸が美味しいので2日とも行く先々で食べまくり皆さんお腹ぱんぱん状態。冬らしい雪遊びもして、みなさん満足して東京に戻っていった様子でした。

冬は観光客が少なくなる時期ですが、冬の能登も他の季節にない楽しみがいっぱいあります。








2016-02-01

仕事が忙しくなかなかブログの更新が進まず、先週は大雪に見舞われバタバタとした日々を過ごしています。

奥能登に冬の季節が来ると、観光で訪れる人も減り、普段でも静かな珠洲はいつにもまして静けさが漂っています。冬には冬らしい景色に出会えるのも、この季節ならではの楽しみでもあります。











寒くて手がかじかみ、雪に埋もれて動けなくなる。そんな人間の無力さを感じさせてくれる冬という季節は、自然と共に生きているという喜びを与えてくれる季節でも有ります。