来月に行われる「あえのこと」
の準備を始めるとの事で少しだけ撮影をしに上黒丸へ。
「あえのこと」とは、田んぼの神様を労い
自宅へお招きするという、古くから伝わる冬の行事です。
今回はその時にお供えする米俵の蓋の作り方を
北山地区に住むおばあちゃんに教えてもらうことになりました。
ちなみに教わってる方々の年齢は70歳近い人達。
「俺の子供の頃、じいさまが作ってるのを見た記憶がある」
と聞き、私は驚いてしまいました。
そして同時に、この藁を編むおばあちゃんの存在の大きさに心を打たれました。
誰がこのバトンを引き継いでゆくのでしょうか。
消えてゆくモノ、残してゆくモノ
そんな狭間に立っている気がしたのでした。
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