奥能登も雨の季節に入りました。
雨の季節はボサノバの名曲「三月の水」を聞きます。
ブラジルでは二月が真夏。
カーニバルの熱気が収まると、三月は雨季に入ります。
そんな雨季の風景を、まるで人生や、自然の時の流れと照らし合わせるかのような歌う
この三月の水の歌詞がとても好きです。
枯れ枝 石ころ 道の終わり
切り株の残り ちょっとひとりぼっち
ガラスのかけら 生命 太陽
夜 死 罠 銃
オークの木の開花 しっぽにまるまったキツネ
木の節 ツグミの歌
風の意思 崖 落下
かすり傷 こぶ 気にしない
自由に吹く風 坂の終わり
光の筋 落し穴 直感 希望
小川での語り 三月の水
心の開放 胸高鳴る喜び
足 地面 肉と骨
道の振動 小石の弾
魚 輝き 銀色の鮮やかさ
争い 賭け 弓の射程距離
井戸の底 列の終わり
失望の顔 損失 発見
槍 尖ったもの ねらう 釘
したたる こぼれる 物語の終わり
柔らかい朝日と一台分のレンガ
静寂の真夜中の銃声
1マイル 必須 押す でこぼこ
女の子 詩 寒気 おたふく風邪
家の見取り図 ベッドの上の体
はまった車 ぬかるみ またぬかるみ
漂う 流れる 飛行 翼
鷹 ウズラ 春の気配
小川での語り 三月の水
生きる希望 胸高鳴る喜び
(*私なりの英訳でアレンジしています)