2015-08-18

里山の英語学校






「お盆休み中に能登に居るなら映画でも見ない?」

と友人のキャロラインさんから連絡がありました。キャロラインさんは珠洲で英会話を教えています。その生徒を招待し映画鑑賞会をするとのこと。ちなみにこの日の会は英語オンリーが毎回ルールになっています。





会が始まるとキャロラインさん手作りのおいしい料理が次々と出てきます。日本語で会話している生徒たちに「イングリッシュ!」と怒られているのは珠洲の高校生たち。なんと幼稚園の頃からキャロラインさんから英語を習っているそうです。

食事が終わると映画鑑賞が始まりました。映画は良い英語教材になります。。映画の中には日常で使う生きたフレーズが沢山入っているので、学生時代に沢山の英語を映画から学びました。





ちなみに私はキャロラインさんと会う時、お互いに英語オンリーで会話します。逆に日本語で話すと、普段話し慣れてないのでちょっと恥ずかしいくらいです。彼女のような存在が珠洲にいてくれたお陰で、私としては英語を忘れずにキープしておけるので、とてもありがたく感じています

アメリカで生活していた頃から日本に戻りもう10年が経ちました。もう英語で夢を見たり、日本人と会話中に無意識に英単語を混ぜてしまう...なんて事もなくなってしまいました。環境が変わり使わなくなると、やっぱり忘れていってしまいます。

最近は外国のお客様がよく我家に来られます。沢山の能登の魅力を伝えるためにも、もっと英語のスキルを高めなければと痛感する事もしばしば。これからも先、まだまだ学ぶことは多そうです。






2015-08-04

四季の喜び



トマト、ピーマン、かぼちゃ、なす、きゅうり、とうもろこし...


この時期になると毎年ご近所から沢山の夏野菜を頂きます。それも食べるのが大変なほどです。同じタイミングで沢山の方々から頂くので、じゃんじゃん料理していかないと間に合いません。最近はではこんな毎年のやりとりが行われると、「夏」だなと思うようになりました。

よくよく考えると、都会で暮らしていた時はトマトもピーマンも、なすもきゅうりも、一年中スーパーにあるので、「夏」というイメージはありませんでした。熱い、寒いくらいしか四季を感じるような生活のスタイルをしていなかったのです。




 

春は山菜、夏は野菜、秋はキノコ、冬は海の幸



能登に暮らすようになって四季折々の暮らしの喜びを感じるようになりました。四季の中で感じる小さな喜び。でもそれはここで暮らしていく上で、とても大切にしたいものなんだと今では思うようになりました。




2015-07-01

夏はもうすぐ



雨空が毎日広がっています

時々雲の切れ間から光が差し込み
その光と影が大地をなぞってゆきます。





広がる稲の緑と、時折り顔を出す青空のコントラストに目を奪われます

気付けば夏はもうすぐそこです。





2015-05-19

5月の風景








鳥のさえずりで目覚める毎日

緑が太陽に向かって伸びていき
吸い込まれそうな青い空が広がっています。


5月は一年で一番好きな季節です。







2015-04-27

前から読みたかった本、加藤則芳さんの「メインの森をめざして」が先日届きました。北米にある全長2200マイル(3500キロ)のアパラチアン・トレイルを歩く旅を記録した本です。


アパラチアン・トレイルの3500キロという距離は驚異的な数字。北海道の最北端から北から沖縄の最南端まで距離が3300キロほどと言われるので、それを超える長さになります。


自分もアメリカに住んでいた時、よく国定公園などへ行きバックパッキングをしていました。私の場合、人と出会わないような大自然のトレッキングを歩くのは、食料の事を考えるとせいぜい3泊が限界です。この本のように3500キロを4ヶ月かけて歩くなど想像を絶する世界です。

自然の中をただひたすら歩く事の魅力は何かと考えると、自分の小ささを知り、客観的に物事を考えられる思考に切り替わる事だと思います。人と出会わない大自然、一人旅、静寂、そんなシンプルな環境に自分を置くことで、素直に自分と向き合うことができます。


今能登は春の暖かい日々が続いています。青い空と木々の緑、心地よい風は花の香りを運んでくれます。心も体もエネルギーが満ち溢れてきます。またどこかへ旅をしてみたいなと思います。




2015-04-10

ピッツバーグから

今週前半はアメリカのピッツバーグから能登へ来たお客様をおもてなししていました。アメリカに住む彼らと私の共通の友人の勧めで、通常の観光では味わえない日本を求めやって来ました。2週間の日本滞在のなか、能登半島では3泊4日の旅の予定。





能登町と珠洲の農家民宿でピザ作りやそば打ち体験をしました。
出されたものを食べるという事より、自ら作ることにより
より心に刻まれる思い出になります。


多間栄開堂ではこたつカフェで女将さんとおしゃべり。
女将さんと2人はマラソンが趣味と判明し盛り上がりました。



切り出しコンロの坑道を見学。
地中奥深くで切り出した珪藻土をそのまま成形される事に
二人とも驚いていました。



昨年結婚した2人は今回ハネムーンの旅で日本に来ました。東京、京都を周り、能登にも足を運んで、沢山の日本の文化に触れ合ったようです。

外国の旅行者に満足してもらえるようなコンテンツは、まだまだ能登には眠っています。



2015-03-31

梅の木

ここ珠洲にデザイン業を営み3年が過ぎ気づいたことは、年度末である3月が毎年忙しいということ。気づけばブログの更新が途絶えてしまいました。



昨日家のポストを開けると、以前朝の連ドラ「まれ」に関わる取材でお会いしたNHKの方からハガキが届いていました。いよいよ放送が始まります、とのこと。

放送開始二日目の今日の放送を見ていたら、田舎移住者あるあるな内容に笑みがこぼれてしまいました。コミカルな展開で包み込んでますが、「夢と現実」という課題は移住者についてまわるお話でもあります。



昨年は仕事も増えてがむしゃらに動きまわった一年でしたが、確定申告を済ませ目にした数字に、頑張った思いとは少しずれた結果がそこにはありました。自分のやった事をひとつひとつ振り返ると、収入の無い仕事である地域ボランティアと、本業の地域デザインの仕事のバランスが崩れていることがわかりました。

なんとなくわかっていたことですが、数字になるとはっきりと現実を突きつけられる思いです。

移住当初は珠洲の道の駅でサラリーマンをしていて、地域活性の限界を感じ独立しました。その反動もあってか退職してすぐは半年間仕事をせず、地域活性の無収入な活動を、知り合いに協力を求めながらも、ほぼ個人プレーで動いて行っていました。当時私の周りでは「それでは生活ができない!」と心配のあまり、厳しい意見を言う方もいました。しかし結果としてその時やった事、つながった人々のお陰で、今の仕事が営業を一切せずとも口コミだけで廻っている結果に繋がっています。

田舎の生活は地域コミュニティーとの関わりがあるので、私のケースに関わらず、この地域の皆さんは以外と忙しい生活を送っているのが現状です。ただ、わかったことは、仕事と地域活動という間には守らなければいけない、一定のバランスがあるのだと思います。特にフリーで動ける様な自営業は、その境が自分の目でも他者の目でも、だんだん不透明なっていきます。私の場合、今現在不自由なく珠洲で暮らせていますが、デザインで地域を豊かするという仕事のクオリティーの面では、まだまだ満足どころか、基準値にもいたらないと思っています。





人間ってめんどくさいね〜
ところで春って気持ちいいね〜
by Hana

小難しい事を考えていると
外ではなさんが春の陽気に誘われてごろんごろんしています。




毎年花の付きがいまいちな手入れを怠った梅の木が家の前に立っています。昨年暮れに恐る恐るですが思い切って大きく伸びた沢山の枝を半分以上ばっさりと切ってみました。今その梅の木はきれいな花を咲かせています。


昨日もう一つのサプライズな便りがフランスの知り合いから届いていました。

「ガイジンだろうが関係ない、やれば出来る!って以前私に言ったよね。で、日本に本気で移住したい。珠洲が候補。フレンチレストランやりたい。就労ビザ取ったし、とりあえず、また4月に珠洲行くから!」


改めて梅の木の切った枝をよく見てみると、その脇から無数の新しい枝が伸びていることがわかりました。なんだかまた忙しくなりそうです...。