2011-04-19

輪島塗 工房めぐり

最近ぽかぽかの晴天が連日続いていたのですが、今日は久々の雨でした。

今日は打ち合わせが輪島で二つ。一つはツアー打ち合わせで以前紹介した蔦屋の大工さん。打ち合わせをしながらあーしよう、こーしようと盛り上がりました。打ち合わせ中に頂いたイチゴフレーバーのグリーンティーが美味しかった。

二つ目ははまたまた輪島塗に関わる四十沢(あいざわ)さんのところでエレクトラでのツーリングイベントの打ち合わせ。四十沢さんはTenChoが以前道の駅に務めていたとき、このブログを見てますよ〜、声をかけてくれたのが初めての出会い。縁があって今回またお会いすることに。

ちなみに四十沢家のワンちゃんはラブラドールの血が入った黒犬のはなちゃん。そう、我が家のはなと偶然にも姿も名前も同じ!今日初対面しました^^

四十沢さんは輪島塗の木地屋さん。塗作業の前状態の器などの形を作っている所です。早速四十沢に案内され工場を見学。

駐車場に着くと「こっち、こっち〜!」と四十沢さん。

四十沢さんにいろいろな形を見せて頂きました。

木は生き物です。職人の技が光ります。

これはあのティファニーからのご注文の品だそうですよ!

見本となる形がたくさん。

この後の打ち合わせでは、ツーリングイベントのアイデアでまたまた、こーしようよ、あーしようと盛り上がりました。なんだか楽しくなりそうな予感。

で、ここで珠洲に帰る予定が「大崎さんの家が面白いから見てきたら?とにかく長いの!」と言われ急遽輪島塗の塗師屋「大崎漆器店」」さんにお邪魔することに。

大崎さんの工房兼ご自宅。玄関入り口からすごい。

中に入るとなが〜い!なんと端から端まで80メートルあるそうです。とにかくレトロな面白い空間に感動。ギャラリーもあり素敵な輪島塗の茶碗がいっぱい。旦那さんとのお話がはずみ3時間もお邪魔してしまいました。

この写真は真中付近からです!!!

何気なく置いてある物にも歴史を感じます。

家の中に井戸があってちゃんと水が出るんです!

一番奥で職人さんが作業をしてました。

漆に混ぜる釉薬も見せてくれました。

女将さんが蔵から出てきたという100年前のすすけた輪島塗の器を見せてくれました。こっちが毎日使った同じ物、と見せてくれた器はなんとぴかぴか。「古い器でも毎日使うとこんなにピカピカになるのよ、使ってあげれば器も喜ぶの」と言われていました。

「日常で使わないと」

と女将さん。大工さんもまったく同じことを言っていたのを思いだしました。また、手入れは普通に中性洗剤で洗っても大丈夫なんだそうで驚き。洗ったら布で水分だけきちっと拭きとってあげれば問題ないそうです。

今日は連続で3箇所も輪島塗めぐりをしました。それぞれみなさん話すと面白い!良い物ってそのものの良さもはちろんだけど、それを作る人のストーリーも見えてくると一層輝きと愛着が生まれますよね。

輪島塗はそういうものがいっぱい詰まった漆器なんだな〜。仕事がんばってTenChoもいつか輪島塗買いたい!

2 件のコメント:

  1. 昨日はお疲れ様でした。

    初めてブログを楽しく読ませて頂きました。

    奥能登は これまで知らなかった魅力がまだまだ一杯詰まってますね。



    珠洲に行った時には 店長の処にも伺わせて下さい。 

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  2. 昨日はありがとうございます!

    とっても為になるお話と、素敵にお住まいに感動致しました。

    輪島はぶらぶらと歩くと面白い所だと再発見しました。
    今度何かイベント企画などをすることがあれば、ぜひ相談にのってください。

    珠洲に来る際はぜひご連絡下さい。

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