127時間という映画を見ました。予告を見たとき、「予告ですでにストーリーが完結してる...」と感じ興味を失ったのですが、監督があのダニー・ボイルということで、とりあえず見て見ることに。ちなみに、ダニー・ボイル監督は今年のロンドン五輪の開会式の演出を担当するそうです。
登山家アーロン・ラルストンの自伝を映画化した、実話です。実話ということで、え〜!っというドラマチックな展開はないのですが、生死の狭間に置かれた人間の心理描写が、ダニー・ボイルの味付けによって表現されています。
誰も助けの来ない岩の間で身動きの取れなくなった主人公。思い返す事といえば、アドベンチャーな世界の向こう側にある、日常の世界。
普段ごくごく当たり前に自分の周りにある物や出来事が、脱出不能な極限状態の中で、それは宝石の様に輝いて見えるのです。
当たり前の日常があることの幸せを考えるには、良い映画かもしれません。
そうだった、これ見なきゃ!
返信削除そういえば、もうすぐアカデミーだねー。
そうそう、もうすぐアカデミー賞!この映画評判いいけど、映画館で失神するひともいたとか...
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