2012-01-20
冬の生活費
寒波なのか、暖冬なのか、私にとっては不思議な天候が続いています。今年は過去2年に比べると雪が少ない珠洲です。
移住する前は日本海に突き出るの能登ということで「冬」が心配だった私。東京から引越しする前に地元の人に聞いたら、「大丈夫、珠洲は以外と雪積もらんぞ〜」と聞き安心して移住したら、その年は大雪の冬。まぁ、今年だけ特別なのかな?と思っていたら次の年も大雪...。
今年は明らかに雪が少ないですが、これが普通なのか、たまたまなのか、よく判らないまま過ごしています。
今年で3回目の冬を迎えたのですが、東京の生活との違いを感じる一つは「灯油」という存在。各部屋にガス管が着いてる東京の家とは違い、こちらでは灯油がメインの暖房燃料です。ファンヒーターはもちろん、家の外に灯油燃料タンクも置いてあり、これは湯沸し器(風呂、台所、洗面所のお湯用)に繋がっています。
ガス使用料金はガスコンロ以外使わないので、あまり掛からないのですが、灯油は冬場に結構使うことになります。先週ガソリンスタンドに行ったら、灯油はリッター¥90ほどでした(昨年秋は¥70くらい) 我が家の灯油タンクが満タンで90Lですので、一回満タン補充すると¥8000以上掛かることになります。一人暮らしでキッチンで毎日、お風呂は2日に一回だと大体2ヶ月か2ヶ月半で無くなります。
もちろんそれ以外に、部屋の中に置いてあるファンヒーターにも灯油を使います。私の場合だと18Lのポリタンクが10日くらいでなくなります。
夏場はあまり灯油を使わなくなりますが、冬場はフル稼働。薪を使って薪ストーブや薪風呂を使う案もありますが、売ってる薪を買うと、灯油とあまり変わらないくらいコストが掛かります。自分で森へ行き木を斬って薪を秋のうちに準備したり、廃材をもらったり工夫すれば安く抑える事は可能ですが...。
都市部でも冬は暖房コストがかかると思いますが、家の気密性の違いがあります。移住者の利用するような空き家は、家が広く断熱材も入ってないケースがほとんどなので、暖房を消すと、とたんに温度が下がります。暖房器具の使用を我慢すると相当辛い冬を過ごすことになります。
電気代も冬のほうがコストが上がります。コタツやキッチンの電気暖房器具の使用が影響してるようです。今年は必要のない照明はこまめに消すようにしてコストをだいぶ抑えています。
もし北の方へ移住を考えられてる方がいるとすれば、冬の生活コストも頭に入れておいたほうが良いと思います。
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