2009-08-25

プチ農業研修





本日TenChoは久々のまるまるお休みを頂きました~

午前中は家の掃除や銀行へいったりと、今までたまっていた作業をこなし、午後は涼しくなった頃に珠洲では有名な農家さん「皆口農園」へ勝手にお手伝いをさせていただくために畑へおじゃましに行ってきました。

ちょうど加工会社に出荷する予定のカボチャの収穫作業をお手伝い。皆口さんはTenChoが珠洲へ移住するきっかけを作ってくれた方で、大変お世話になっている方です。また、農業の事をいろいろ教えてくれる先生でもあります。カボチャの収穫の後は、息子さんにブドウのハウスを見学させてもらいました。なんと8種類以上のブドウがハウスの中にあり、全部試食させてもらいました。一度にこんな沢山品種のブドウを食べたのは初めてです。しかもどのブドウも甘くておいしかった。本人は「ブドウとかって買ったことないから、味に関してはよくわからん」と言ってましたが、十分すぎるほどどれも美味しかった。

見学中、「これは実が付きすぎですね」と見せてくれた中サイズのブドウに思わずびっくり。通常はわざと実を取って出荷するそうですが、ココのブドウは試験的に作ってるそうなので、そのままになってるようです。

おみやげに取れたてのブドウと取れたてタマゴ、梨などをもらいました。2日前にも皆口さんにスイカまるまる一個もらい、TenChoの冷蔵庫の中はただいまパラダイス状態です^^

2009-08-23

狼煙にも選手達が次々と




昨日にMini豆腐を食べて頂いた、トライアスロンの選手達がここ交流施設狼煙の目の前を元気よく駆け抜けて行きました。晴天の青空の中、鍛え上げられた選手達が自転車でびゅんびゅん目の前を走り抜けていく光景はとても迫力満点。珠洲の美しい景色を眺めてののんびりサイクリング...、とはまた違うようですね。

2009-08-22

第20回 珠洲トライアスロン開幕



本日今回で20回目を迎える珠洲トライアスロンの会場に大浜大豆地豆腐700個を配達してきました。今回のトライアスロンに出すお豆腐はなんと新商品です!おぼろ豆腐をカップに入れて何処でも食べれる地豆腐を開発しました。

プリンのような感覚で食べれるお豆腐で、忙しい朝でも簡単にぱくっと食べれます。さらに交流施設狼煙に来られる遠方からのお客様には、バスの中や休憩所で手軽に食べれるミニサイズ。通称Mini豆腐と呼んでますけど、明日から店頭に並べることとなりました。

実はこのMini豆腐にはさらに面白い仕掛けを今後していく予定なのです。Tencho結構はりきっております^^;

2009-08-19

先っちょにあるコーヒー焙煎所








先日二三味(にざみ)コーヒーの焙煎所に初めて行ってきました。いきなりフクちゃんのまったりとしたお出迎えから始まり(写真一番上)、「来るの遅すぎ」と葉子さんから突っ込まれて焙煎所の船小屋へおじゃますることに。確かに、珠洲へ来て二三味ファミリーとは日頃ご縁があるにも関わらず、初めて行くにしては遅すぎました(汗)

焙煎所の中はコーヒー豆の良い香りが漂い、置くに堂々と置かれる焙煎機にTenChoは興味津々。飯田にあるコーヒーショップと言い、この焙煎所といい本当にセンスの良さが光ります。焙煎機は日本製の物をカスタムメイドしたようです。本人はそんな難しいものではないと言うものの、微妙な加減はやはり人間の経験に頼るそうで、なんだか豆腐の釜と同じで興味深かったです。

もっと見学したかったのですが、仕事の昼休みに行ったのでなんだかばたばたして焙煎してる所も見れず残念。

この焙煎所、非常に目立たない所にありますが、逆にそれがお客の興味をそそるのだと思います。珠洲でもこのようにビジネス展開し、成功することが出来ると言うことは、自分にとっても非常励みになりました。

2009-08-16

My favorite Suzu



ここ珠洲での出会いは人だけではありません。普段なにげない風景も時として、涙腺が潤むほど感動的な風景へと輝く瞬間に、自然との心のふれあいの「出会い」があります。

一つ目の写真は珠洲の先っちょ、狼煙のお隣、三崎町から見える立山連峰の姿です。普段は海の向こうは何も見えませんが、前日に雨が降った後など空気が綺麗な時にしか、この立山連峰の姿は海の向こうに現れません。雄大な立山の峰を海の向こうに見た瞬間は、しばし呆然と立ち尽くしてしまいます。

もう一つは、ある日の雨上がり。ずっと雨続きだった合間にぱっと晴れ間が広がり、ご来光のような眩しい光と共に真っ青なすがすがしい空が広がった瞬間です。稲のグリーンと空の青が綺麗だったので思わず足を止めてしまいました。

珠洲には観光地と呼べる場所は少ないかもしれませんが、こうしたガイドブックには出ていないスポットとの出会いが日常の中にたくさんあるすばらしい所です。

2009-08-14

狼煙に人!人!人の嵐!!




TenCho今日は激疲れです.....。

朝から豆腐の増産、やっと店に戻ると「えっ!何??」。店内は人でごった返し、駐車場は車だらけ...。おお!過疎に苦しむ狼煙にこんなに人が!!感動ですぅ!一年前の夏、初めて訪れた狼煙町は閑散としていたのに、一年でこうもにぎやかになるとは...すごい....。

あぁ~でもつかれたぁ~~。明日も...大変....。

2009-08-11

大浜大豆地豆腐の能登丼





今日は久々の晴天に恵まれ、交流施設狼煙は沢山のお客様が来られて大反響でした。最近ぱっとしない天気が続いてましたが、やっと夏らしい日になりましたね。

お天気に恵まれるのは結構なことなのですが、TenChoは暑さにまいり夏ばて気味...。実は大浜大豆地豆腐を使った能登丼(地豆腐丼)を珠洲ビーチホテルさんで食べれるのですが、これが暑い夏でもばくばくたべれてしまうおいしさなのです。最初に豆腐でどんぶりと聞いてまったくぴんとこなかったのですが、実際にお伺いし見てみたら「なるほど~」と関心してしまいました。「どんぶり+豆腐」はみごとに成立していました。

ご飯と豆腐にあんかけと温泉卵と薬味がのり、ふわふわのおぼろ豆腐とかりかりの木綿の揚げが最高にマッチして非常においしぃ~。丁寧に二度揚げされた木綿豆腐は外がカリカリで中がふわふわでこれだけでもお腹いっぱい食べたいと思うほど美味しかったです。この地豆腐丼は珠洲焼きの器に入ってお新香とお吸い物がついて850円とリーズナブル。しかも予約なしで食べれます。珠洲へ来たらぜひ食べてみてはいかがでしょうか。

2009-08-09

先っちょにある資料館




本日お昼休みに交流施設狼煙のすぐ近くにある「能登さいはて資料館」に行ってみました。実はこの施設、ずっと前から気になっていたのですが、不定期でしかオープンしておらずなかなか見る機会がありませんでした。

でぇっ、ついに念願かなって今回見学に行く機会がありました!!というのも館長の川崎さんが交流施設狼煙に遊びに来てくれたのがきっかけでした。さっそく行ってみるとびっくり!想像してたよりかっこいい作りの室内。なんかカフェにしたらものすごくおしゃれな空間になりそうな室内は予想外で驚きました。

中に展示してある物は、実にバラエティーにとんだアンティークショップのようです。実はTenChoはアメリカのアンティークが好きで、よく週末に西海岸のベンチュラという町にあるアンティークショップに行っては半日飽きることもなくぶらぶらとウインドーショッピングをしてました。ここ能登最果て資料館も同じノスタルジックな空気の漂う空間で、なつかしい思いに包まれるようなとても素敵な場所でした。

館長の川崎さんとのお話もとても面白かったし、珠洲の歴史も勉強できて、川崎さんと話してるだけでもこの資料館に来た価値があると思いました。とれもフレンドリーな方で、中でも「たこ貝」を見せてもらった時はびっくり。「これ貝ですか?」と聞いたら「これタコが作るんですよ」って聞いてびっくり。あのタコが分泌液で貝のような物を作って一緒に泳ぐなんて生まれて初めて聞いた話です。その姿はまさに化石のアンモナイト。あ~これだけでも今日は良いこと聞いた。

この最果て資料館、超穴場スポットです。今度はお昼休みではなく、休日にゆったりと見てみたい、そんな気持ちになりました。

2009-08-05

すっぱいヤツが来た!




先日放送されたテレビ金沢さんの番組で、「交流施設狼煙の人気ベスト3」の中に入っていた、狼煙ばっちゃん達の梅干。ひとつひとつ丁寧に作られていて、お店でも人気が高い商品です。

昨日からやっと夏らしい天候に戻り、狼煙のばっちゃん達がわさわさと動きはじめました。目的はウメボシ干し!しかも大量のうめぼしの数です。まさに「うめぼしの海!!」状態。狼煙漁港近くに天日干しされる梅は、丁寧に台の上に乗せられ、清清しい青空と爽やかな潮風の下で3日間ほど日光浴。

にしても、梅干の海って綺麗ですね~。見ているとこのピンクに近い赤が目の中にいっぱい広がってきます。この狼煙ばっちゃんの梅干、食べごろは来年だそうで、今から楽しみです。

2009-08-02

田舎でのふれあい


本日、交流施設狼煙に石川県主催の農業インターンシップの研修正が遊びに来てくれました。昨年のこの時期に、実はTenChoもこのプログラムに参加し、それが大きなきっかけとなり今があります。1年前は農業も田舎での生活もなにもかも未知の世界でした。それが、いまや研修生たちに生意気にもアドバイスをしてるんですからなんだか不思議なもんです。ぜひぜひ、みさなんには胸を張って農業の道を歩んでいただきたいです。


話は変わって、田舎の地域についてお話しします。

田舎の各地域にはその地域を取り仕切る、「区長」さんがいます。空き家に引っ越したら、まず先に区長さんにご挨拶しなければはじまりません。それぐらい区長さんとのお付き合いは大事なのです。区長さんは地元のしきたりや、決まり事などなんでも教えてくれます。ちょうどTenChoも本日、仕事帰りに区長さんの家におじゃまし、ごちそうをたらふくいただきました。TenChoの住む区長さんは、とても優しい方で、よく朝に食料をもって来てくれます。いろいろ相談も乗ってくれますし、農業に関してもいろいろな知識を教えてくれる、とても頼りになる方です。


こういった田舎での生活は、お互い助けあう精神が日常の中にあります。TenChoはただいま助けてもらうことばかりですが、今後みなさんに恩返しが出来るようがんばらなくてはいけません。

2009-08-01

荒野へ


この間のダッチオーブンの時持って行く食器を探しているうちに、東京から移住する際に持ってきた、埃にまみれたアウトドア道具がごろごろと出てきました。実はTenChoは東京育ちですが、6歳頃から18歳までボーイスカウトで野外活動をし、20代は大自然の中へバックパッキング旅に明け暮れるようなアウトドア派の人間でした。

バックパッキングというと、日本では「深夜特急」の貧乏旅行イメージがありますが、北米では大自然の荒野を旅するアウトドアスポーツとして定着してます。食料、テント、寝袋などをパックに詰め込み、森の中を3日とか1週間の間、人間の生活空間を離れ旅を楽しみます。山登りのようなハードではなく、本当に自由気ままに自然を探索するのがバックパッキング。北米の国立公園の場合、日本では考えられない広さですから、助けを呼ぶにも人っ子一人歩いてないし、ある程度奥地迄いくと、すれ違うこともないようなまさに「荒野」の世界が広がっています。でも、それがいいんですね。本当の意味で自分と自然が一体になれる、圧倒的な自然の姿に、自分のちっぽけさを知るわけです。

掲載している写真はヨセミテ国立公園です。神の庭園ともいわれるほど美しい場所で、毎年世界中から多くの観光客が訪れるスポット。北米の国定公園は許可さえもれあば、バックパッキングを楽しめます。すごいのがたき火OKなところ。国立公園なのに寛大です。しかもノグソもOKです。バックパッカーの旅する奥地は便所ないからあたりまえですが...。で、ノグソをするときは川などから十分はなれた場所に、うんこシャベルで穴掘って、埋めてくださいね。あまり深く掘ると微生物がうんこを分解しないので気おつけましょう^^;

ヨセミテでは一回死にかけた経験があります(マジで...)。二頭の熊に襲われました~って簡単言えるのは無事に今があるからですね。この話はまた後日に。

久々にまじまじと見た道具を見て、また旅がしたくなってきました。「奥能登トレイル」なんていうのを作ったら面白いかもしれません。