2010-01-06

TOKYO という所



この間東京へ里帰りした際に10ヶ月ぶりに都会の人混みの中へ入ってみました。TenChoはTOKYOという都会の環境に生まれ育ったのですが、最後までこの場所には馴染めませんでした。なぜ自分は適応できなかったのでしょうか?正直なところ自分でもはっきりとわからないのですが、一つだけ言えるのはTOKYOという場所は一種の絶えず増殖し、新陳代謝を活発にする生き物のように見えます。常に新しいものが生まれ続け、古い物は絶滅していく場所。新しい刺激的なものに憧れる若者には魅力的な場所なのだと思います。ですが、あまりにも早すぎるこのサイクルは歳を追うごとに自分を隅に追いやって行く気がしてなりません。

行きなれた店や場所はなくなり、また新しいものに生まれ変わる。思い出の風景は数年でなくなります。おそらくTenChoは自分が歳生えた時に、この場所でどんな生活を送っているのか全く想像できなくなってしまったのだろうと思います。




戦後、高度経済成長で上り詰めた大都市型の豊な生活が頂点に到達した今、この先都市集中型の生活スタイルは崩壊するのではないかと思います。その時田舎での生活はスポットライトを浴びるのでしょうが、残さなければいけない物、変えなければいけない物をきちんと子供や孫の世代に伝えていくのが、その時に一番大な事になるのかもしれません。



ご覧の通り人の波に乗って歩くと進みやすいです、でもそれってつまんない。

2 件のコメント:

  1. ようこそ、能登の先っちょへ!
    都会とは別世界でしょうね。
    私は、東京の学校・大阪の会社・・・最後の場所として選んだのが輪島市です。
    輪島生まれだから帰って来たということですね。
    これからも能登を宜しくお願いします。

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  2. ノッペさん、こんばんわ。

    最後の場所が能登だったんですね。能登にはまだまだ変わらない風景や風習が沢山残っているのがいいですね。自分もこれから大事にしたいです。こちらこそ宜しくお願いします。

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