2011-07-31

ビーチクルーザーが我が家に!!

金沢から変な社長とその子分が我が家に乗り込んできました。

目的は...


ビーチクルーザー納品!!

もちタウニーのオレンジ!、モデル加藤夏希仕様(使用?)!!、分割12回払い!!
なんかミーハー!


くつろぎ感爆発な人達。
ヨバレに来た!と言って自ら宴会の用意をしてます(笑)
松波の若女将はパジャマ!ではなく部屋着だそうです...。


おぉ、豪華!
テンション上がるな〜


えっ?
おーい!家でサイクリングしないで下さい!!

また、ビーチクルーザーが能登で暴れだすようですよ!早くニュースタイルの生まれ変わったビーチクルーザー見てみたいな〜。

この夏はマイ・ビーチクルーザーと共に夏を乗り切ります!
珠洲の風をいっぱい受けて。



2011-07-26

すもーるとりっぷ SUZU

あれ?ちょっと前に似たようなタイトルの投稿があったような?

きのせいです、今回は珠洲がテーマです。

今日は仕事で使う素材写真が必要だったので、珠洲をドライブしてきました。
ターゲットは「棚田」と「さざえ」です。

金沢駅のおにぎりやさんで8月に珠洲の米を使ったおにぎりが数量限定で発売されるそうです。今回はその販促ツールを依頼されたのですが、最近ずっと曇り続きでポスター制作の画像を撮りに行くのが出来ませんでした。

本日やっと晴れ間が覗いた昼過ぎに急いで車に飛び乗って撮影に行って来ました。

ほら、快晴ですよ!!
at Sumaki, Suzu

珠洲市の山間部にある洲巻(すまき)地区の棚田。
圧巻です!!

珠洲の米!おいし〜よ〜!

珠洲市の山間部にあるす洲巻地区に行き棚田の撮影を行いました。実はここへ行くのはTenCho初めてです。山道を登ると、もう人家あるんか?と不安になったところへ可愛い農村が出て来ました。まさにシャングリラ的っ!!っと言った感じの農村で茅葺きの家もありました。

うねうね動くさざえ

さざえの画像もゲットです!狼煙町にある農家民宿おおつぼへ行き、朝採れのサザエを海に沈めたカゴから出してもらうとビックリ!カゴの中のサザエがうねうね動いてるではないですか!おぉ、さざえってこんなんして動くんや〜と関心。

どさくさに紛れていっぱいさざえを頂いたので今夜はさざえご飯を作る事にしました。

エゴの天日干し

今、狼煙ではエゴ採りの真っ最中でした。エゴはところてんの原料になる海藻で、テングサとはまた種類が違います。エゴは藻に付いている海藻だそうで、現地の人に聞くと取れる時期はたった一週間ほどだそうです。

珠洲にはまだまだ隠れた穴場が沢山あるんですね。もっと探索して珠洲の良いとこを今後も紹介して行こうと思います!

あっ、サザエ茹でっぱなしだった(汗)

2011-07-23

祭りの国

7月に入ると能登は祭りの季節に入ります。7月から9月末頃まで祭りラッシュが能登の至る所で行われるのです。

今日は珠洲市のお隣の松波で行われた「松波人形祭り」に”よばれ”て来ました。よばれとは祭りに来て下さいと招かれる事を言います。

松波酒造の聖子さんから
「今度うちのところで祭りがあるからよばれにこんけ〜」
と連絡があり今回初めてよばれて来たのです。

酒蔵のうちによばれるなんてそうそうないことです。

松波のキリコは通常のと違いデコレーションがすごい

なんと毎年各キリコのデコレーションは
手作りなんだそうです。

よばれということでお宅にお邪魔して
このような豪華な御前を頂きます。
左の葉っぱに入ったお手製押し寿司「柿の葉寿司」が絶品!

能登のガイドブックなどに掲載される大きな祭り意外に、実は毎年各町内でキリコを出してお祭りをするんです。もう、本当にどこでも祭りをやってる状態が2、3ヶ月続くんですよ。コレって本当にすごい文化だと思います。祭りに懸ける能登の人々の情熱は凄まじいものがあります。

町内の祭りでは各家の玄関に提灯がともり、明かりの灯った家の中から笑い声が聞こえて来ます。外では若い衆がキリコを担ぎ、子供達が生き生きと太鼓を叩きます。毎日能登のどこかの町内でこのような祭りが行われています。

ただ近年若い人が能登からいなくなり、高齢者ではキリコを担げない為にこのような光景が徐々に見れなくなってきています。

きっと今よりもっともっと昔は能登中が活気にあふれ、夜通しどこかでにぎやかにお祭りが行われていたのでしょう。

祭りの国の貴重な文化の燈が徐々に失われている現実は、とてもさみしい思いがしてなりません。

2011-07-19

輪島のラーメン屋さん

(11時過ぎ就寝)→(12時過ぎ寝苦しく目が覚める)→(2時半頃やっと寝る)→(朝方3時半目覚まし。テレビを付けサッカー観戦)→(6時過ぎ、感動の余韻に浸りつつ犬の散歩)→(寝る)→(7時前、区長さんが家に来て起こされる)→(寝る)→(8時前、起きる)→(以前から受けていた名刺デザインと印刷の依頼を受ける。納期は本日11時まで100枚。急いで作業に取りかかる)→(11時前、名刺を届け次の仕事の打ち合わせ)→(11時20分輪島へ出発)→(12時30分谷川家着)→(友人とラーメン食べる)→(13時30分カフェに行く)→(14時30分能登町へ出発)→(15時30分ゆうか庵でパンフレット制作打ち合わせ)→(17時30分出発)→(19時前ビーチホテル打ち合わせ。夏の朝の短期アルバイトをノリで引き受けてしまう)→(19時30分帰宅)→いつの間にか倒れ込んで寝ていた...。



あら、タイトルと関係ない事書き込んどる(汗)


移転の為一旦閉店と聞き昨日
輪島市民憩いのラーメン店「香華園」へ

地元の人は定番らしいタンメンを頼む
ちなみにTenChoはこの店初めて来た。

カメラ目線を拒み続ける友人達。


なでしこJAPAN最高!!

....って最後まで関係ないやん

2011-07-17

和からしの粉と種... ♪始め~ました〜♪

昨日も今日も集会所に設置されたスピーカーから「気温が上昇するので、熱中症に気をつけて下さい」と警告の放送が流れていました。昨日の我が家の2階の気温は36℃...あっつ〜い〜。

午前中に川浦からし菜を使った新商品の納品の為、道の駅すずなりに行って来ました。行ってびっくり、午前中なのに駐車場は満杯(汗)

からしの粉末とタネ

和からし粉はお湯で練って1時間以上密閉して置いておくと、ツ〜ンと鼻に抜ける辛さが広がります。これからの季節は冷やし中華なんかに最適です。

すずのタネ?

からしの種はスパイスとして西洋やインドなんかで使われてます。すり潰しても良いし、プチプチ感を活かしてドレッシングに入れても良いです。珠洲にこんなマニアなスパイスがある事にワクワクしませんか?あ、しませんね(汗)

「インド料理や...」
インド料理作れる人っているんだろうか...(笑)

熱い日が続くと食欲も無くなってきます。料理にから〜いアクセントを付けて食欲を刺激しましょう!

2011-07-15

すもーるとりっぷNOTO Wajima to Monzen

昨日輪島の動物病院にはなを預けた後、さて引き取りの夕方までどう時間を潰すか?と考えていたのですが、門前に一度も行ったことがないので軽くドライブしてみる事にしました。

輪島から日本海側の海沿いのコースを南下して門前まで向かいます。

青い海 青いそら 潮風 夏です!

輪島から数分ドライブしただけで道が狭くなりました、意外な展開です。絶壁のドライブコース、ワクワクしてきました。テーマパークのドキドキ感でドライブです。

おとこおんな滝?

ウォータースライダー発見!

海沿いを外れ山道を登って行くと門前に着きました。りっぱなお寺があったのですが入場料大人¥400の文字にげんなりしたので(金額的問題ではないです)、近くで昼食を取ってすぐに海沿いに戻りました。いや、あまりにもすばらしい景色だったので久々に心が躍りました。

ん〜いい、このワイルドな感じがいい。

緑!青! シンプル is ベスト!

山を下って行くと皆月という小さな港町に着きました。ここから輪島方面へ北上して戻ろうと思ったのですが道がないようです。能登半島の日本海側は道が全部繋がってると思い込んでいたので意外でした。

ここ皆月から上大沢まで道路は無いようですが、ハイキングコース片道2時間と看板がありました。何やら危険だから心して挑んでくれと読み取れる注意書きがあったので、冒険心をくすぐられました、後日チャレンジ決定です。

こちらが上大沢側。
断崖の下にコースが見えます。
近いうちに行きます!

海沿いの家は海風除けで完全防備
城壁のようで不思議な光景です

海沿いの高台にちいさなかわいい田んぼがありました

海の向こうに七ツ島が見えます
また幸せな一瞬に出会いました


毎日熱い、熱いと愚痴を言ってましたが、童心に帰って熱い夏を堪能する気持ちも大切ですね。

能登には絵に描いたような夏の風景が沢山あります。

2011-07-14

あわわわ

緊急事態!一人娘のはなが野良犬といちゃいちゃっ!!
あ〜、うちの子に限って!

「生まれちゃったらどうしよう...」
「生まれちゃったらどうしよう...」
「生まれちゃったらどうしよう...」

夜中物音がすると、がばっと起きては野良犬が来てないか確認する毎日。

精神的にも、肉体的にもお父さん限界...。

はな「お父さん、ウザイ!」が〜ん!

状況を知り合い数人に相談すると、手術したほうが良いし病気にかかるリスクが減るよ、っと教えてもらい早速動物病院に電話。

という事で、今日は輪島の動物病院まではなを連れてドライブ。一時間のロングドライブにヨダレだらだらのはなは明らかに車酔いしている。それを心配しながら運転をしていた私もつられて気持ち悪くなって来た...、おえっ。

病院に付き早速血液検査。すべて良好ということで、私がはなを抱きかかえて先生がその隙に麻酔をドクドク注射。とたんに力が抜けて行くはな。おぉすごい即効力と感心していたら、力の無くなったはなの頭がテーブルから落ちそうになった、あららゴメンゴメン(汗)先生がバリカンを持ち出し下腹部を剃って「ここを切って摘出します。あっ、ココおへそね」おぉ、犬のヘソってこれなんだ〜。

てな感じで夕方にお迎えの約束。がんばって〜とはなを残し、門前までハーフデイバケーションに(おいおい)

ブルーの腹巻き!なんかシュールや。

はな「私が手術の最中、門前でおいしいもの食べてたとか!?」
TenCho「あっいや...、最近ブログネタもなくなってきたし、その...ははは」


あわわわ.....。
はなさん、これからもヨロシク!

2011-07-12

商品開発のあれこれ

ふ〜、熱いです。毎日じめっと熱いですね〜(汗)仕事をほっぽり捨て海に飛び込みたくなります。熱いから非効率!海に行く!!っという仕事のスタイルが理想なので、今年はこれを目標にしようと思います^^;

7月はからし事業に専念するぞ、と決めたのもつかの間、あっという間に時間は過ぎて行きます。今まで和マスタードのみを販売してましたが、近いうちに「からし粉」と「からし種」の2種類をラインアップに入れます。今までマスタード単品だけでしたが、種類を増やし総合的に「川浦からし菜」の知名度を上げて行くには品数を増やすのも良いと思います。


「地方のお土産」のイメージから一歩抜きに出た商品をいつも心がけているので、ついつい凝ったパッケージを選んでしまうのですが、結局オーソドックスなパックを使用する事になりそうです。奇抜さを取るか、買いやすさを取るか、これはいつも悩ましいところではあります。

農業を行う上でしっかりした品質のモノを「作る」ということは大事な事です。もう一つ大事な事は「売る」ということです。この入口と出口がしっかりと計画されているのが理想ですが、現実はそう簡単ではありません。

幸い珠洲には「作る」ことに長けたプロの方が沢山おられるので、僕は売る側として今後も商品開発やデザインで関わって行けたらと思います。

2011-07-07

こっそり忍ばせた

昨日は朝からあれこれ物色していたら、すっかり家を出るのが遅くなってしまった。

「なんか面白い映画を5本くらい貸してくれ」

とビーチホテルの松家支配人から連絡があり、どれにしようか考えていたらあっと言う間に時間がたってしまったのです。

といことで子を持つ親にはグッとくる2本のおすすめ映画をお貸ししました。

一つ目は「ラブリーボーン」

年頃の娘を持つ親にはつらい映画です。カジュアルに見せかけてとても過酷な内容の物語ですが、14才の少女が"やり残した事"のその純粋な思いに、大人の私が期待した結末にただただ反省してしまうのです。監督はピータージャクソン。あのロードオブザリングを作った人。

「The Road」

ラブリーボーンと全く対照的なシチュエーションですがこれも親子愛の映画です。大きな起伏も無く、ただもんもんと進んで行くストーリーは小説的演出。法も秩序もない無法地帯と化した世界に生まれた我が子に、希望という光を解いて行く映画です。見終わったあとに静かな感動がわき起こる作品。原作の小説はピューリッツアー賞を取っています。

ということで、見終わった後もちょっと心に残る映画をこっそり忍ばせてみました。

2011-07-04

再会の旅

7月1日から能登Lifeツアーを行う予定が諸事情によりキャンセルとなってしまいました。ただ、参加申し込みをしてくれた方には申し訳ないので、個人的に能登をご案内する事となりました。

...っと言ってもその方はTenChoの友人でした^^;

なんと会うのが8年ぶり!しかも私が当時アメリカに住んでいた時のふる〜い友人なのです。今回能登に来てくれた友人のMai-chanは、学生時代に同じ職場で働いていました。

彼女が14年のアメリカ生活に終止符を打ち帰国したのはつい一ヶ月ほど前のこと。今は東京で働いているそうですが、都会の生活にすでにちょっと息切れしてるみたいです。

そう、まさに能登Lifeツアーのコンセプトに当てはまる状況!という事で、存分に能登で癒されて下さいね。

金蔵の木の音でランチ
思えば日本で会うのはお互い初めて

前回のツアーで植た稲はすくすくと育っていました
無農薬とは思えないほどの順調な生育ぶり

柳田温泉でゆっくりした後は
宇出津の「あばれ祭り」へ

地元の方々に直接あばれ祭りの説明を伺いました
能登人はみんな親切

今回はなんと「よばれ」という
祭りのもてなし付き!

ここ宇出津は漁師町です
新鮮!ちょ〜豪華!!

イカの卵
漁師町ならではお話もすんごく新鮮な経験でした

その後はメインイベントの祭りへ
火の粉が舞う荒々しい祭り

次の日はお寺で朝食
曽々木の「岩倉寺」

霧が掛かったお寺までの道のり
神々しい雰囲気

朝食とは思えない豪華料理の数々
女将さんとのお話も楽しかった

能登半島の最先端の狼煙町の農家民宿
女将の大坪おかあさんから魚さばきを教わる

Mai-chanは魚さばき初体験
この日はトビウオを捌きました。

当然お昼は大坪さんのところで豪華なランチです。

透明度の高い砂浜で散歩
波の音を聞きながらしばしボ〜ッとする。

その夜またまたあばれ祭りを見ちゃいました。
この日は能登の男達が神輿を地面に叩き付けたり
転がしたりします。すごい迫力!

最終日は松波酒造で蔵見学
能登と酒の文化は切っても切り離せません

聖子さんがフレンドリーに説明してくれます
後から来た団体客が「あ、あのテレビに出てた人!」
と話していました。聖子さんは有名人。

ふる〜い絞り機
レトロチックで素敵です。
この蔵は100年以上の歴史があります。

最後は利酒
一つ一つに味を解説してくれます。
ちなみにMai-chanはお酒が余り飲めません。
が、料理と酒は切り離せないということで、
お土産に大江山を買って東京で酒の勉強をするようです。

ランチは農家民宿ゆうか庵さんで
ちょっと趣向をかえて石釜ピザを用意してもらいました。
トッピングは自由。でもコンカ鯖とネギのコンビが最強にうまいです。

石釜を暖めるのに1時間掛かるそうです。
釜に入れると2、3分でピザが焼けてしまいます。
能登の食材を使ったピザもまた格別でした。

最後は金蔵に戻り
金蔵寺で一年に一回行われる「虫干し」に参加
一年の無病息災、家内安全、五穀豊穣を祈ります

大勢のお坊さんが600冊近いあるお経を
アコーディオンのようにパラパラとめくる光景に圧巻
こんなすごい行事なのに地元のおばあちゃん、おじいちゃんしか参加してません
私たち...なんと贅沢なんでしょう。

私たちにもお経が廻ってきました。

空港に戻る前に金蔵のギャラリーじいじで休憩

癒しの旅はここで終了です
気持ちを入れ替え、明日からまたお仕事

TenChoもアメリカから帰国後2年ほどで東京の生活にギブアップ。実際能登に移住してる人は海外経験のある方が多いのも興味深いです。

Mai-chanが「なんかここでの生活ってアメリカの生活と似てるね」と言ってました。
そうなんです、僕からすると能登はまさにワンダーランドというか、すべてが刺激的。

祭りを見ると「おぉ、この人たち日本人!」と思うことがあります。日本人でありながら、自分が”日本人らしさ”を何一つ持っていないと思い知らされます。

海外生活の経験をすると、日本文化のすごさが際立って見えてくる事が多々あります。

8年ぶりに再会したMai-chanは今回の旅ですっかり能登にハマってしまいました。9月のツアーにまた参加するそうです。

アメリカ時代の友人ともう会う事は無いだろうなと思っていたので、今回再び友人と会えたことで今の能登の生活とアメリカ時代の生活がなんだかリンクしたような感覚でした。

お互いに素敵な再会の旅となりました。