2011-07-04

再会の旅

7月1日から能登Lifeツアーを行う予定が諸事情によりキャンセルとなってしまいました。ただ、参加申し込みをしてくれた方には申し訳ないので、個人的に能登をご案内する事となりました。

...っと言ってもその方はTenChoの友人でした^^;

なんと会うのが8年ぶり!しかも私が当時アメリカに住んでいた時のふる〜い友人なのです。今回能登に来てくれた友人のMai-chanは、学生時代に同じ職場で働いていました。

彼女が14年のアメリカ生活に終止符を打ち帰国したのはつい一ヶ月ほど前のこと。今は東京で働いているそうですが、都会の生活にすでにちょっと息切れしてるみたいです。

そう、まさに能登Lifeツアーのコンセプトに当てはまる状況!という事で、存分に能登で癒されて下さいね。

金蔵の木の音でランチ
思えば日本で会うのはお互い初めて

前回のツアーで植た稲はすくすくと育っていました
無農薬とは思えないほどの順調な生育ぶり

柳田温泉でゆっくりした後は
宇出津の「あばれ祭り」へ

地元の方々に直接あばれ祭りの説明を伺いました
能登人はみんな親切

今回はなんと「よばれ」という
祭りのもてなし付き!

ここ宇出津は漁師町です
新鮮!ちょ〜豪華!!

イカの卵
漁師町ならではお話もすんごく新鮮な経験でした

その後はメインイベントの祭りへ
火の粉が舞う荒々しい祭り

次の日はお寺で朝食
曽々木の「岩倉寺」

霧が掛かったお寺までの道のり
神々しい雰囲気

朝食とは思えない豪華料理の数々
女将さんとのお話も楽しかった

能登半島の最先端の狼煙町の農家民宿
女将の大坪おかあさんから魚さばきを教わる

Mai-chanは魚さばき初体験
この日はトビウオを捌きました。

当然お昼は大坪さんのところで豪華なランチです。

透明度の高い砂浜で散歩
波の音を聞きながらしばしボ〜ッとする。

その夜またまたあばれ祭りを見ちゃいました。
この日は能登の男達が神輿を地面に叩き付けたり
転がしたりします。すごい迫力!

最終日は松波酒造で蔵見学
能登と酒の文化は切っても切り離せません

聖子さんがフレンドリーに説明してくれます
後から来た団体客が「あ、あのテレビに出てた人!」
と話していました。聖子さんは有名人。

ふる〜い絞り機
レトロチックで素敵です。
この蔵は100年以上の歴史があります。

最後は利酒
一つ一つに味を解説してくれます。
ちなみにMai-chanはお酒が余り飲めません。
が、料理と酒は切り離せないということで、
お土産に大江山を買って東京で酒の勉強をするようです。

ランチは農家民宿ゆうか庵さんで
ちょっと趣向をかえて石釜ピザを用意してもらいました。
トッピングは自由。でもコンカ鯖とネギのコンビが最強にうまいです。

石釜を暖めるのに1時間掛かるそうです。
釜に入れると2、3分でピザが焼けてしまいます。
能登の食材を使ったピザもまた格別でした。

最後は金蔵に戻り
金蔵寺で一年に一回行われる「虫干し」に参加
一年の無病息災、家内安全、五穀豊穣を祈ります

大勢のお坊さんが600冊近いあるお経を
アコーディオンのようにパラパラとめくる光景に圧巻
こんなすごい行事なのに地元のおばあちゃん、おじいちゃんしか参加してません
私たち...なんと贅沢なんでしょう。

私たちにもお経が廻ってきました。

空港に戻る前に金蔵のギャラリーじいじで休憩

癒しの旅はここで終了です
気持ちを入れ替え、明日からまたお仕事

TenChoもアメリカから帰国後2年ほどで東京の生活にギブアップ。実際能登に移住してる人は海外経験のある方が多いのも興味深いです。

Mai-chanが「なんかここでの生活ってアメリカの生活と似てるね」と言ってました。
そうなんです、僕からすると能登はまさにワンダーランドというか、すべてが刺激的。

祭りを見ると「おぉ、この人たち日本人!」と思うことがあります。日本人でありながら、自分が”日本人らしさ”を何一つ持っていないと思い知らされます。

海外生活の経験をすると、日本文化のすごさが際立って見えてくる事が多々あります。

8年ぶりに再会したMai-chanは今回の旅ですっかり能登にハマってしまいました。9月のツアーにまた参加するそうです。

アメリカ時代の友人ともう会う事は無いだろうなと思っていたので、今回再び友人と会えたことで今の能登の生活とアメリカ時代の生活がなんだかリンクしたような感覚でした。

お互いに素敵な再会の旅となりました。

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