でコレ、いっぱいもらったはいいが、どう活用しようかと考えていたら、アンダさんの本にアンチョビの作り方が書いてありました。それをヒントに、こんかさばのオイル漬けをひらめいたので早速決行です。
こんかさばはサバを糠、塩などで漬け込んだ発酵食品です。独特の匂いと、しょっぱさの中に広がる旨味が特徴。通常はこのまま焼いて食べるのが一般的。日本酒に合うし、ごはんにもこのしょっぱさがいい感じで合います。
手に匂いがつくと面倒ですので、手袋をして作業をします。まず骨を丁寧に取って身だけ取り出して、細かく刻みます。便に入れて、オリーブオイル、にんにく、生姜、唐辛子を入れてまぜまぜして完了。
すでにこんかさばの時点で保存加工されてるので、どっちかっていうと即席調味料です。早速熱したフライパンの中で、少量オイルごと軽く炒めて、パスタに絡めました。炒め途中、若干独特の魚臭で不安になりましたが、食べてみてビックリ。しょっぱさの中にギュッと広がる旨味、これ激うまです!塩気もこんかさばのみで十分かも。
オイル漬けにしとけば、簡単になんでも応用できそうです。とりあえず、パスタはしばらく定番メニューとなりそうな気がします。
こんかさば?初めて知りました。美味しそうで、食べてみたい!思わずコメントしてしまいました。北鎌倉のお庭の台所ブログの藤田と申します。食に、美味しいものにめがないものです。こんかさばは能登の貯蔵食なのでしょうか!こんかさばもですが、オリーブオイルとにんにく唐辛子で、作ったソースが美味しそうで見入ってしまいました。
返信削除藤田様、コメントありがとうございます。
返信削除こんかさば(こぬかさば、へしこさばとも言う)はこちらではよく食べられている発酵食品です。とてもしょっぱいのですが、焼いたり、生のものをスライスして食べたり、また最近ではピザやパスタの具として食べたりしています。塩蔵アンチョビのようにして使えるので、料理の幅は広い食材だと思います。
機会があれば是非召し上がってみて下さい。