2010-03-03

アルケッチャーノの奥田政行シェフが珠洲の食材を!!

本日突然決まった東京出張から帰ってきました。出張というよりは、二三味さんの石川県生産者の東京視察のガイドとして同行したのですが...、いや人混みの嵐の東京...人を見るだけで疲れますね(笑)

でも、今回はとってもラッキーかつ、すばらしい出会いがあったのです!!それは山形のアンテナショップに併設されているイタリアンレストラン「サンダンデロ」であの奥田政行シェフに会ってしまったのです!!この奥田さんはこのお店に月2回くらいしかこれないほど、日本中、世界中を飛び回るほどの有名シェフなので、二三味さんも、TenChoも会えるとは思っていなかったんです。いないだろうけど、とりあえず二三味さんの川浦からし菜の実と油、そして泉谷さんの芋菓子をお土産として渡そうとお店に行くと....あっ!いる!!(驚) 二三味さんもTenChoもテンション上がりまくり状態!


でも、驚きはこの程度ではなかったのです!このあと歴史的な大事件が起こるのです...。

その後、視察者一行が集まり、いよいよ奥田さんのフルコースのイタリア料理を頂くことに。しかも本人の解説付きという豪華な会食。基本的にソースをあまり使わない奥田さんの料理は素材の味を活かした料理が基本。奥田さんの解説は、「味」という物をこんなにまで表現できるのか?と思うほど絶対音感ならぬ「絶対味覚」の持ち主。食材の取れる場所や地形までも考えて、その素材を活かした料理を作るのだそうです。


そんな奥田さんのお話を聞きながら、一品ずつ出てくる料理を食べていたら、マグロを使った料理が出てきました。食べる前に奥田さんが衝撃の発言!「このソースは今日持ってきて頂いた、からしの実と粉で作りました」 「!!!」ま、まじですか!二三味さんとTenChoは目が点になってしまいました。超一級シェフが珠洲の在来種「川浦からし菜の実」を使ってくれるなんて...、幸せいっぱいです。


料理もすべて終わり、二三味さんとTenChoで今日は来てよかった~と話していると最後のデザートがテーブルに運ばれてきました。ん!?なんかこのデザートの上に乗ってる物体...どこかで見たことあるな...と思った瞬間、「珠洲の芋菓子をのっけてみました」と奥田さん。わぁ~~!と思わずTenChoも二三味さんも声出して驚いてしまいました。あの珠洲の芋菓子と一級イタリアンのコラボ!こんなこと普通絶対にありえません!!


お遊びで乗っけて見ました的な物ではなく、ババロア、生クリーム、イチゴの酸味、そして芋菓子の食感とシナモンの香り....すごい!美味しい!!こんな風に芋菓子を一つのデザートとして完成させるなんて、天才の技を見た瞬間でした。


今回奥田さんと3時間近く食事をしながらお話をして頂き、夢のような時間を過ごさせて頂きました。奥田さんいわく「石川県は個人的に応援したい県です。石川のような文化の濃い場所は非常に魅力的なんです」とリップサービス抜きで語って頂き、10皿以上というフルコースをみなさん堪能し満足いっぱいの食事会となりました。

2 件のコメント:

  1. イタリアンいも菓子! すごいです。食べたいです。
    人前ではできませんが、いも菓子を牛乳につけながらたべるとおいしいです。

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  2. A&Mさん

    いも菓子の新しい食べ方を発見してしまいましたね^^。このアイデアを使ったいも菓子デザートを珠洲のお店で出してくれないかな〜

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