2010-05-30

「もったいない」過疎の町に賑わいが

最近寒いですね。もう片付けようかと思っていたコタツは、まだしまえません。

交流施設狼煙がオープンして1年が過ぎ、あの「ここ、だいじょうぶかぁ~?」と思って初めて訪れた2008年夏の狼煙は、なんだかゴーストタウンのような静けさでした。それが今日はバスガイドさんが旗もって、その後を観光客がぞろぞろとやって来ます。 おぉ、まるで観光地のようだ!とおもわず思ってしまいました(笑)

珠洲は観光地としてのポテンシャルを十分もっているんですね。 この波を有効活用しなくては非常にもったいないと思う今日この頃です。

2010-05-23

ムカデに刺されて、NHKがやって来た!

はぁ!? なタイトルですが、すべて事実でございます。本日ムカデに刺されて朝5時に目が覚めました。2階のしかもベットなのに....腕をチクッと刺され、今でもじんじんと傷口が痛みます(泣)「普通、家の中って安全なものですよね!!?」と天に叫びたい気持ちでいっぱいなTenChoですが、これぞ田舎暮らしの醍醐味なのかもしれません。

本日は交流施設狼煙にNHKさんが取材に来られました。NHKと聞き、さぞかしお堅いスタッフが来るのかと思っていたのですが、とってもフレンドリーな 方々でした。実はTenCho今まで何度か取材の経験があるのですが、ブログに余り書かないんです(店長失格!!) ポリシーとかそんなんじゃなくて、ただただ恥ずかしいので出来るだけ広めないように....というオバカな理由なんです。でも、今回NHKの川原ディレクターがこのブログを見てくださり、「TenCho、ブログに今日のこと書きますか?」「この写真ブログに使っていいですよ!」と言われ、さらに安井アナも「でもブログに書くなら今夜書かないと、放送は明日だから!」と言われ、やばい、逃げ切れん!!というわけで今回投稿したしだいでございます^^;


というわけで「大浜大豆地豆腐」と「豆腐作り体験」の模様を明日の夕方NHKの「かがのとイブニング」で放送されます。明日は珠洲市役所前のワクワク広場前から生中継という形で、珠洲が紹介がされますので、生の安井アナを見たい!という独身男性は(なんのこっちゃ?)6時過ぎに珠洲ワクワク広場にGO!


2010-05-22

「ビールを美味しく飲む計画」 開始!

家のすぐ隣にある我が家の耕作放棄地。ずっと気になっていたのですが、1年ほったらかしで、昨年は雑草が1メートルも伸び、「ほほ~、植物の生命力とは凄いもんですな~」とすっとぼけていたTenChoですが、今年はさすがにマズイぞ、ということで何か植えることにしました。

で、何がよいか考えた末、自分の食べたいものを植えよう!ということで大浜大豆の黒豆を植えることに。決して、黒豆ダイエットをしようなんて思っていませんよ(笑)むしろ、逆でこの大浜大豆の枝豆をビールのつまみに食べてやろう!という魂胆で、ビール腹万歳!という具合です。

 
昨年初めて食べた黒豆の枝豆は激うまで感動しました。自分で作れば毎日あの感動が味わえるのです。ムフフといきたいとこですが、 残念なのはこの大浜大豆の枝豆が食べれるのは9月(泣)....あぁ~と嘆きながらも、区長さんにちゃっかり土を耕してもらい(いつもすみません^^;)計画はただいまちゃくちゃくと進行中でございます。

2010-05-12

在来種の和からしを加工してみたい....

昨日は輪島で自然農法(無農薬、無肥料)で米を作っている、松本正一さん宅にお邪魔して泊まり込みで農業についての熱い話を伺ってきました。松本さんは、うまい米を昔の農法に立ち直り無農薬、無肥料で作っている「達人」です。秋の収穫時期になったら是非食べてみたい!

話は変わり、本日は珠洲に戻り、今度はからしの商品化を目指すプロジェクト第1弾といった所でしょうか、「和からしの商品試作」を横山地区の集会所で行いました。実は軽い気持ちでとりあえず、作ってみようか...という事で考えていたのですが、新聞社や住民のギャラリーも来たりでなんだか規模がでかくなりTenChoビックリ(汗)...。


 始まりは二三味さんが在来種のからしの種で油を絞ったところから。実は油って販売するのには許可や資格でガチガチなんですね。「だっちゃかんなぁ~」(ダメだな~)と諦めかけている二三味さんを見て、ここで諦めるのは非常にもったいないと思ったTenCho。それでは自らお手伝いをしてみたいと申し入れ、調味料として販売するのはどうか?と珠洲農林事務所と打ち合わせをして今日の試作までたどり着きました。

今回、新たに珠洲に移住してきた中谷さんにお願いし、からしマヨネーズ、からし油ドレッシング、粒マスタードを試作しました。中谷さんは調理師免許を持っていて、試作中もまるで料理番組の先生のように手際よく細かく解説しながら試作を行ってくれました。


 で、実際に出来上がったおそらく世界初?かもと思いつつ、からし油を使ったからしマヨネーズを試食。後味に若干辛みのあるおいしいマヨネーズに仕上がり皆さんビックリ。だんだんとマヨになっていく行程を見るのも面白かったです。その後はドレッシングに挑戦。これもからしのピリッとした辛みが少しあり、レタスに和えて食べると美味しかったです。最後はTenChoが数日前に挑戦した粒マスタードも試してみました。これは苦みが強く「うわぁ~」と皆さん。ですが、数日前に作ったTenChoの粒マスタードはあの苦みが消え、ぐっと辛みが増しすばらしい出来栄えに変化していました。


このように珠洲の在来種を使った作物を商品化をすることで、半島の先っちょでも十分ビジネスとしてやっていけるとTenChoは確信しています。今回はこれで終わりではなく、実際に消費者に届けるまでに何が必要かをしっかりと考えながら、このプロジェクトを進めて行ければと思います。

2010-05-10

粒マスタードを作ってみた

昨日の続きです。あのアク抜きしたワラビはパスタに入れて「竹の子とワラビのパスタ」にしました。



あと、二三味さんから以前もらったからしの種を、ワインビネガー、コショウ、蜂蜜を加えてすり潰して粒マスタードを作ってみた。結構潰すのが大変でした...。ミルなどで粉にしてからの方が作りやすいようです。最初はなんだか粒マスタードぽくないな、と思っていたのですが、少しずつお酢の加えていくと黄色ぽくなってきて、粒マスタードぽくなって来ました。味は少し置いておくと辛みは出てくるのですが、えぐみが少しキツイ感じが若干残念...。


冷蔵庫で少し置いといてから、定番のソーセージに付けて食べてみました。ソーセージに付けるとえぐみも気にならず、結構おいしい~ぃ。この粒マスタード一晩おくともっと辛みがますと思います。

実は今回使ったからしの種は珠洲の在来種。数日後に本格的に商品開発の試作をする予定でいます。その結果はまたの後日報告予定です。

2010-05-09

ワラビの季節

先日、山遊びの師匠の区長さんとワラビ採りに行ってきました。今の季節が一番山に入って気持ちの良い季節です。さらに美味しい自然の恵みにも出会えるのでうれしさ倍増。TenChoも早速山に入り、山菜を採ってきました。茂み入るといっぱい生えているのですが、区長さんいわく、ワラビの先が開いてるのはダメで、先が丸まっているのが良いそうです。見渡すと開いた物が多いので、良い状態のワラビを探すのは苦労しました。


小一時間で大量のワラビを採りました。早速家に帰り、ワラビに沸騰したお湯をかけて灰をまぶしてアク抜きをしました。ワラビは生だと毒性(ワラビ中毒)があるので、しっかりとアク抜きをします。あと、ワラビの先は通常食べないそうです。TenCho、知らずに今まで食べてた気がします(汗)....。

 アク抜き灰水を捨て、さらに水に付けて1日おいて完全にアクを取ります。

 さて、明日はこのワラビを使ってどんな料理を作ろうかな。って言っても簡単にマヨ醤油和えになると思うけど^^

2010-05-03

忙し過ぎです!

ゴールデンウィーク直前の1周年際の準備から始まり、連休は過去最高の人手で狼煙はただいま忙しすぎて嬉しい悲鳴をあげています。狼煙の駐車場は連日満杯状態。ご当地ソフトは450個近くを一日で売り、中身のミックスが無くなりました...。揚げたてのおからドーナツは15時過ぎに1200個ほど売り、こちらも材料が切れてしまう事態に...、食べられなかったお客さんには本当に申し分けないです。


もう、従業員一同、予想外の事態の連続で、疲れもピークに達しています。でも、この過疎の町にこれだけの人が来てくれる....、それだけで感謝感激です。そう考えれば、疲れも吹っ飛ぶかな?