講習会の場所はお世話になってる農家さん、皆口さんの妹さんが新しく建てた加工所件直売所。
ログハウス風の外観がいい感じ。
講師はISICOのコーディネーター近藤さん。前半が講義、後半が実践でした。講義では1804年にフランスのニコラスーアペールが瓶詰めを開発したところから始まり、化合物シクロデキストリンの話で終わりました(笑)で、その後は実践へ。
瓶詰めは現在でも一番簡単な方法で家庭でもできる保存方法です。保存ということは雑菌が繁殖しにくい状態にすること。その為には単に瓶に詰めれば終わりではなく、その食品にあった瓶詰め方法があるのです。ビンの加熱処理の作業はもちろんのこと、詰める方法から蓋を閉める時の「空気抜き」の技までなかなか奥が深い。TenChoはもっと簡単な物だと思ってたけど、意外といろいろやり方があるのですね。
殺菌も熱殺菌、低温殺菌、常圧殺菌(塩分、糖分)など食品に合わせた殺菌方法があり、酢なども酸により細菌を抑制する力があります。ちなみに和からしの中に含まれる辛味成分の元アリルイソチオシアネートには抗菌作用があります。
実際の食材をみなさん持ってきて解説
空気抜き(真空)の技を伝授
終了後はしばし、集まったみんなで雑談タイム。参加人数少ないと思います、と最初は農林事務所から聞いていたのですが、結局10名近く集まりました。
おなじみの方々。やっぱ女性パワーやわ〜
いいな〜いいな〜と建物を観察
瓶詰めの世界も面白いですね。扱い方を極めれば、家庭用の保存食でも面白いと思います。ビンは再利用できますし、とってもエコですね。「瓶詰めクラブ作る?」とか萩野さんが冗談で言ってたけど、それアリかも(笑)