2011-07-07

こっそり忍ばせた

昨日は朝からあれこれ物色していたら、すっかり家を出るのが遅くなってしまった。

「なんか面白い映画を5本くらい貸してくれ」

とビーチホテルの松家支配人から連絡があり、どれにしようか考えていたらあっと言う間に時間がたってしまったのです。

といことで子を持つ親にはグッとくる2本のおすすめ映画をお貸ししました。

一つ目は「ラブリーボーン」

年頃の娘を持つ親にはつらい映画です。カジュアルに見せかけてとても過酷な内容の物語ですが、14才の少女が"やり残した事"のその純粋な思いに、大人の私が期待した結末にただただ反省してしまうのです。監督はピータージャクソン。あのロードオブザリングを作った人。

「The Road」

ラブリーボーンと全く対照的なシチュエーションですがこれも親子愛の映画です。大きな起伏も無く、ただもんもんと進んで行くストーリーは小説的演出。法も秩序もない無法地帯と化した世界に生まれた我が子に、希望という光を解いて行く映画です。見終わったあとに静かな感動がわき起こる作品。原作の小説はピューリッツアー賞を取っています。

ということで、見終わった後もちょっと心に残る映画をこっそり忍ばせてみました。

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