全体の議題は農産業における6次産業化。
今回、自身の取り組みを紹介して、なんとか乗り切りました(汗)
ただ、ビジネスと一言に言っても非常に説明が難しいですね。私の場合、ゴールが”能登で幸せに暮らすこと”なので、すべてをお金で計算してしまうと都会的なバランスとはちょっと違うから難しい...。
さて、今月「移住者」というキーワードでたまたま地元と県内の2誌に紹介されました。
一つは珠洲市の広報、もう一つは県内の情報を掲載している加能人。どちらも全国の書店に置いてあるものではないですが、こういった特集がされるのは、やはり過疎の問題がもう限界に来ている中で、外から来る居住者が注目されているからではないでしょうか。
国勢調査によると珠洲市(人口15,915人)では5年で1750人、10年で3500人、20年で7500人減という数値が出ています。どんなに外から人を連れてきても、減るスピードが早過ぎるのが現状です。
田舎には日本人としてのアイデンティティが、文化、風習の中に溶け込んでいる場所でもあります。そういったものも今後消滅してゆく危機にあります。
珠洲市は能登の先っちょにある里山里海文化の非常に濃い土地にあります。半島ならではのすばらしい文化も沢山あります。そして、移住者も少しずつですがポツポツと増えてきています。
田舎だからのんびり楽に暮らせるという事はありません。むしろ都会を基準にすると圧倒的不便です。ただ、その不便を”豊”と感じる方はぜひぜひ、能登へ来てください。
能登には豊な不便がたくさんあります。
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