2009-12-06

大浜大豆 収穫完了!!


11月下旬、天候がいまいちパッとしない日々が長く続きやっと収穫が可能になり、珠洲で大浜大豆を栽培する二三味さんから「お~い、豆刈ってるから見にこんか~?」と連絡がありました。早速畑に行ってみると夏には青々をしていた畑が、まるで干ばつに襲われた大地のようになっていました。え、干ばつ?いや、いや、実は大豆にする豆は上の写真のようにわざと枯らしたうえで機械を使い豆だけを収穫します。


 ふさを指でさわると硬い実がわかります。

大浜大豆は収穫が遅く非常に栽培に手間がかかるため、地豆にも関わらず昭和30年以降生産が減っていったというストーリーがある豆です。そもそも昔は鎌倉時代以降日本中で大豆が栽培され、おもに醤油、味噌、納豆、豆腐などに加工し貴重なタンパク原として日本人にはなくてはならない食物にも関わらず、現在、国産大豆、さらには地豆といわれる在来種は非常に貴重な豆となってしまいました。上記の日本の代表的な加工品はもはや外国産の豆が主流になり、国産大豆は生産が減少。いまでは国内自給率5%という、壊滅的とも言える生産状況にあるのが現状です。

以前、珠洲の地豆、大浜大豆の枝豆を食べたのですが、味が濃く非常においしかった。生まれたときから外国産大豆の「退化した加工食品」しか口に入れてなかったTenChoには驚きの味でした。この本当の国産大豆の味、日本人には忘れてほしくないですね。

 
大浜大豆の新豆!

2 件のコメント:

  1. Tencho, did you help with the soybean harvesting?

    返信削除
  2. ah...no.. Maybe next year i should help him. also you help him too haha.

    返信削除