2009-07-20

田舎の空家

今日は豆腐500丁の注文分の半分を作らないといけなかったので、どっぷり疲れました。明日も半分残ってます....。大浜大豆地豆腐は凝固剤を使わない製法の為、大量生産ができず非常に手間がかかります。そうそう、夕方テレビ金沢さんが交流施設狼煙を紹介した番組を放送したのですが、仕事中で見てません(泣)。あす、誰かにきこっと。

今回は田舎の物件(空家)事情について。珠洲はには非常に多くの空き家が存在します。実際現地の人も「あそこも、あそこも空きやだよ」なんて言う話は良く聞きます。ですが、TenChoは空きや探しに結構苦労しました。そう、空き家があるのに、これがけっこう見つからないのです。その原因は貸してくれる家主が圧倒的に少ないのです。その理由として、普段使ってないが、お盆などの時期には親戚一同家を使いたい。知らない人に貸したくない。そもそも貸すという概念がなく、窓口も知らない。これは珠洲に限らず全国の過疎地で同じようです。

特に、遠い地からの移住者にとっては現地の人とふれあい、良い物件を探すなどかなり無理な話です。幸い、珠洲では役所が真剣に移住したいと伝えると、親切かつ丁寧に物件さがし、移住サポートをしてくれます。それでも、やはりこれだけ空き家があるにも関わらず、圧倒的に貸し出される家は少なく、また自分の住処ですから、少ない中から自分に合った家を探すのは困難なのです。

何とかめぼしい物件を見つけても、事前に写真で見ていた印象と現物とではだいぶ違う印象を持つことも少なくありません。田舎の空き家の場合、数十年人が住んでないとかはざらにあります。当然内部は痛んでいる事もあるし、設備がおどろく程古いのがあたりまえ。また、まず水洗トイレはないと思った方が良いです。田舎はいまだに下水道の通ってない所もよくあります。そんな場合ぼっとん便所は避けられません。風呂も旧式、床や壁も隙間だらけ。

こう、ネガティブな事だけならべると、げんなりするかもしれませんね。でも、良い所もありますよ。家賃は都会では考えられないくらい安いです。環境は良いし、一歩玄関を出ると癒しの風景が広がって...なんて事も結構あると思います。

TenChoの家は家賃2万円、二階建て、ぼっとん(笑)です。程度は比較的(いや、田舎にしては良好)新しめの家でした。田舎でも光ネットが入り実測15bpsは出るし、地デジも問題ないので快適。なかでも二回の寝室兼書斎から眺める田舎の風景は癒やされます。窓を開けるとすぐソコに木々が生い茂っていて、風で揺れる葉の音を聞くのがお気に入りです。

珠洲市に限らず、田舎で物件を探すときはまず、その土地の役所に相談するといろいろと情報が出てきまので、本気で探したい方は直接問い合わせることをお勧めします。

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