2009-11-19

通勤は癒しの空間


 通勤というと都会の人は苦痛の時間と思う方も多いと思います。実際TenChoは東京郊外の自宅から、都心の恵比寿の会社まで行くのに片道2時間の満員バス&電車通いの生活を送っていました。一日に勤務時間+通勤に4時間というのは、もうぐったりしてしまうわけです。しかも満員電車はまさに戦場、息もつけないくらいパンパンに詰められ、冬でもむんむんした空気と熱気で窓ガラスは曇るわで、気分を悪くする人も多いんですよ。こんな環境で日々過ごしていると、まるで誰だかわからない社会という女王アリのために、せっせと単純作業を繰り返す小さい歯車の働きアリのような気分になってきてしまいます。

ここ珠洲へ移住してからまず大きく変わったことは通勤です。車で自宅から会社に通う15分 は貴重な癒しの時間と空間へと変わりました。朝は毎日海沿いの道を車で走ります。こんなに毎日毎日海を眺めたのは初めてです。しかも、海の景色が天気や季節によってこんなにも違うものなのかと、毎日新しい発見にもめぐり合えるのです。帰りの夕日に包まれた帰り道も最高に美しい。海だけではなくオレンジ色に包まれた山も綺麗ですし、夏は田んぼの稲でさえ夕日に包まれると綺麗な光景になります。

自然の美しい光景に出会えるとそれだけで幸せな気持ちになれます。見るだけでなく深呼吸をして五感で感じるのも大切ですね。珠洲にはちいさな幸せがいっぱい転がっているんです。


今日は立山連峰がクッキリ見えました。画像はわかりやすいようにコントラストを上げてます。



珠洲から見る富山。意外と近い感じがしますね。

0 件のコメント:

コメントを投稿