ネット社会に暮らす現代人。ホームページ、メール、ブログ、ツイッターなどなど、都会の生活には欠かせないツールとなってきています。田舎でもこれらのツールを使い都会と変わらず情報収集、発信が可能です。都会から遠く離れたワンダーランド奥能登「珠洲」のネット事情はどうなっているのでしょうか?
ここ珠洲でもDSLなども使えますが一番一般的なのが「CATV/ケーブルネット」です。このケーブルなんですが光ケーブルでして、仕組みとしてはNTTの光回線と同じ。ただケーブルのメインは映像配信なので、光専用回線と比べると速度が制限されるようです。
珠洲市でのCATV(ケーブルネット)は
能越ケーブルネットになります。すでにTV視聴契約があれば30Mbpsコースで月額¥4,935なので、それほど悪くない料金ですね。フレッツ光は大抵半年過ぎると最終的に月額¥6,000以上になるはずです(速度では負けますが)
東京でTenChoが使っていた光回線は100Mbpsで実測で50Mbpsでした。でこの能越ネットは?
測ってみると30Mbpsで実測15Mbpsでした。CATVだからでしょうか、時間帯によって速度が半分になったりと安定しない部分もありますが、まぁブロードバンドとしては合格だと思います。
忘れてました、Mbpsって??て方、単純に数字が大きければ速いと言う事です(笑、端折り過ぎ)最近はホームページにFlashなど多用されるようになって、単なるネットサーフィンでも速度が必要になってきました。さらにHD動画も手軽に見られるようになったこともあり、やはり光回線なら実測10Mbps以上は最低ほしいところです。
いくら高速回線を持っているからと言って、情報を出す側(サーバー)の都合で単純に速くなるとは限りませんが、TenChoは”実用的”ベンチマークとして
アップルのサイトを使っています。これらのFullHD動画がどれくらいの待ち時間で見れるか?が目安として参考にしてみると分かりやすい。もし待ち時間なしで見れるのなら満足な速度のはずです。
田舎にまで来て都会のように情報に埋もれたくない!それもごもっともかも。ですが、ツールを選ぶのはその人次第。TenChoは過疎化の進む珠洲において、ネットも有効なツールなのではないかと思います。
ネットに繋がった画面の向こうは田園風景