2011-11-27

寒くなっても外へ出るんです

最近イベントごと続きで時間もお財布も悲鳴をあげています...。なんだか東京にいた時より、珠洲の田舎で暮らしてるほうが確実に外へ出かける機会が増えました。

数日前に珠洲移住の大先輩にあたる松家さんから連絡があり、「料理食べる会があるから、来てくれ!」っと言われ、あまり状況が読み込めずとりあえず昨日、葉たばこの乾燥小屋を改築して作った松家邸へお邪魔に。


大人10名くらいと子供8名の賑やかないつもとは違う松家邸。


キッチンへ行くとデビさんとそのお仲間が料理を作っています。デビさんは海外青年協力隊だった旦那さんと母国ネパールで出会い、今は日本へ来て珠洲で暮らしています。

たまに珠洲でネパール料理を教える教室を開いたりしていて、私もその教室には以前参加したことがあります。

ロティを揚げてます。
パリパリで非常においしい。

これはお米のシリアル?みたいなものに
ナッツやパクチー、ジンジャーが入っていました。
ネパールではおつまみで食べるそうです。

マトンのカレー
骨付きのマトンの肉がホロホロと柔らかくメチャうまです。

薪ストーブでやんわり温かい松家邸で、賑やかに食事&変なおしゃべり(笑)で夜遅くまで盛り上がりま....

ん?

...って今このブログを書いていたら外から近所のおばあちゃんの呼ぶ声が...。

野菜 GET-----!! 

あらら、話題がそれました(汗)

家の暖房がフル稼働するこの季節。とわいえ、家に閉じこもっている場合ではありません。ほら、近所のおばあちゃんも朝から畑仕事でこんなに元気なんですから。


2011-11-24

愛すべきデヴィット・フィンチャー

デヴィッド・フィンチャー監督の新作トレーラーを初めて見た時から一目惚れ。あ〜かっこいい、さすがフィンチャーだな〜。



夏前くらいにこのトレーラーを見た時に「なんか映像がフィンチャー的だなー」っと思ったら、クレジット見て本当にフィンチャーだったから自分でもびっくり。

エイリアン3でストーリーにがっかりするも映像がすごかったから、この監督すごいなと思ったら、セブンで一躍有名になってしまったフィンチャー監督。あのフェイスブックを題材にしたソーシャル・ネットワークは逆に「これ本当にフィンチャー?」な映像だったけど...。

この最新作「The Girl with the Dragon Tattoo : ドラゴン・タトゥーの女」は実はスウェーデン映画のリメイクなのです。


ということで早速元となった作品を見てみることに。

「ん?ん〜〜っ!おぉーーー!」

面白いじゃん。
映像もキャストもいいじゃん。
リメイク必要ないじゃんっ??

調子にのって続編の「ミレニアム2 火と戯れる女」「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」を見たのだが、なんだかおかしい、2,3とだんだんつまらなくなってゆく...。

映像も明らかにグレードダウン&ドラマみたいはテンポ...。調べるとどうも、ドラマ用にとっていた素材を映画にしたらしい。キャストは一緒だけど2と3は監督が1作目と違う。

2,3見なくてもいいかも。だが1作目は面白い。ちょっと話が長いけど...。

閉鎖された島で行方不明となった財閥の少女。巨大企業一族の謎。闇の過去を持つハッカー、リスベット。そして真相を突き止める雑誌ミレニアムの編集者ミカエル。

西洋の現代版金田一みたいな映画です。

スウェーデン版を見るもよし、近々公開の米国版を見るもよし。

でも、たぶんフィンチャー監督の米国版がおすすめです。

セブンが好きな方はとくに。

2011-11-23

Walk This Way !!

また、金沢へ行って来ました。なんとロック界で5本の指に入るエアロスミスが金沢に来るという話を聞き会いに行ってきたのです。


エアロスミス in 金沢
来るんですね〜石川まで。


お知り合いのつながりでかなり前列の席GET!
スティーブン・タイラーが、もっ、もう、そこーっ!って感じで
超〜目の前で歌ってくれました。

身に付けてるものもポンポン飛んできました。
Get出来なかったけど...。



タカファミリーとそのお友達と一緒に鑑賞。
コンサートではじけた後は、美味しいメシを堪能。
(写真は「ブログに載せて〜」と言われたのでパチリです^^;)





もう、遅くなっていたのでこの日は内灘町にあるタカさんファミリーの家に泊まらせてもらいました。そして次の日はタカさんと知り合いのスピリチュアル大工さんから...

「おい、もうちょっと積極的に行動しないと!」

...と肝に命じられました。
はい、守りに入るにはまだまだ若すぎますね。

人生これからもエキサイティング&ワクワクを求めて


Walk This Way !!
Walk This Way !!
Walk This Way !!


がんばります。

2011-11-19

山奥工房でおフランス

前回の続きです。

「知り合いの塗師さんからLIVEに誘われたんですが、行きますか?」
「へ〜、なんかよくわからんけど面白そうだね〜」

ってな感じで金沢からの帰りにそのまま輪島の山奥へ...。
いや、すんごい山奥へ...。
いやいや、本当に人家あるんかいっ!って山奥へ...。

たどり着いた先はとても有名な輪島塗作家赤木さんの「赤木工房」

いきなりかっちょいい建物。塗の部屋がガラス張りで外から丸見え!すごい!

中に入ると30人くらいはいるでしょうか、人数にびっくり。

 お弟子さんが工房案内してくれました。


 なんかすんごくオシャレです。


目的はライブ&おでんパーティーです。
なんと本日演奏する主役アーテイストの「Ky」はフランスから来たユニットさんです。




なんで、こんな田舎の山奥におフランスから!?
なんか不思議。

Kyさんの独特の世界観をもった音楽、すごく癒される感じ。
いいです。


で、最後は赤木さんが「我々は輪島の民謡歌います!」
っとお弟子さんの方々と合唱。
な、なぜだ!?


赤木さんとは面識もなく、どさくさに紛れ参加。何もわからず行った先はすばらしく居心地の良い場所でした。数名の輪島塗り関係者以外、みんな知らない方々でしたが、そんなのお構いなしな空間。

なかなか貴重な体験をさせて頂きました。
なんか、田舎って面白いな〜。

2011-11-18

秋の遠足 いざ金沢へ!

ホワイト家族(おたかおよね)と一緒に金沢へ遠足に行って来ました。実は能登に来てから、ほとんど金沢へ行ったことがありません。というより、普段あまり珠洲から出ません(汗)

ということで金沢へ遠足です。


「ハントンライス知ってます?」
「え、何それ!?」
ってのりでいきなりマニアックな洋食やさんに行くことに。

洋食オーツカ

「おおつか」でも「大塚」でもなく
「オーツカ」
”オ”のあとの横棒がかっこいい...。

ハントンライス
金沢では庶民の味らしい。
オムライスに白身のフライとタルタルソースをトッピングするのが
The「ハントンライス」!

味?
見たまんまです。

通りすがり、オシャレなアンテークショップへ行ったり。

ひらみぱん」へ行ってみたり。

オヨヨな古本屋さんに行ってみたり。

かなりディープな金沢を堪能しました。



実は今回金沢に行く事になったのは金沢にあるデザイン事務所「ナカグロ」さんに遊びに行くのが目的。なんでも、このブログを見て下さり、ホワイト家族を通して今回お会いする事になったのです。

話が盛り上がり、最終的に珠洲を満喫するには泊まりがけで来るべし!っとなり雪が降るまえに我が家へご招待する運びに。

というわけで今回の遠足の締めに素敵な「きっかけ」が出来たのです。


あ、それと、暗くなった頃に能登に戻ったら今度は山奥の漆器工房で、フランスからきたミュージシャンのライブを聞きに行ったのですが(どんなんっ!?)、これは次回お話いたします。

いや、濃い一日でした(汗)




2011-11-16

どっちつかず

ずっーと雨続き。
気温もぐんぐん下がり、いよいよ家の中で息が白くなる季節到来か!?

...っと思ったら今日は秋晴れであったか。


我が家の畑に立っているイチョウの樹が色鮮やかに紅葉しています。樹の下を見ると鮮やかなイチョウの葉のじゅうたんになっていました。


午前中に能登町へ行くと、地元の方から能登の冬の名物「かぶらずし」を頂きました。家に戻りお昼に頂きましたが、カブの歯ごたえがなんともたまりません。

秋晴れの快晴の中、冬支度の心の準備が整わないまま、日々過ごしているような、いないような...。

明日は金沢へちょっと遅めの秋の遠足へ行きます。

2011-11-10

珍客の訪問


がらがらがら

玄関の戸をあけたらヘビが...。

ヘビ「ぽかぽか、いい天気ですね〜」

私「あ、ここで日向ぼっこはご遠慮ください...」

ヘビ「......。」

スルスル〜〜〜

玄関前の車の下へ。

ヘビ「あぁぁ〜、ここ温かいですぅ〜」

私「そこもダメです!」
ヘビ「いじわるっ!」

ヘビ「二度と来るもんか!べーっ!!」

私「二度と来るなーっ!」


秋晴れ。
ぽかぽか日和の珍客でした。


2011-11-08

秋のかけら

ずっと雨と曇り空だった珠洲。今日は久々の秋晴れだったので、珠洲で一番高い山「宝立山」に紅葉を見にゆきました。
















冬を迎えるほんの少し手前。
秋のかけらをみつけました。





2011-11-06

真面目にお米と向き合ってみた

今日は午前中からがさごそとキッチンで探し物。新米を土鍋で炊こうと企んでいるのです。

先日、春に手植えし、秋に手刈りとはざ干しをしたお米が出来上がりました。貴重なお米ですので、土鍋で炊いて味わいます。



そもそも、こんな感じでこのお米は出来上がっていったのです。






汗をかき、地元の方に管理をしてもらい(これ大変)、みんなの想い出がいっぱい詰まった特別なお米に仕上がったのです。

...っと想い出に浸っていてもしょうがありません。最後は人の口に入ってこそお米の育った意味があるのですから。では、さっそくお米を食べる義、開始です!

お米は傷がつかないよう優しく洗います。ごしごし”研ぐ”とコメが欠けて美味しい成分が逃げて行ってしまい、炊きあがりのモッチリ感がなくなります。

米一合に対し水200ccが目安。

珠洲の天然塩を米一合に対し小さじ1足します。
口の中にほんのり塩味が香り甘みが増します。

中が沸騰するまで強火で

蒸気で土鍋がゴトゴトしてきたら合図
ここからとろ火で5分
”決して鍋の蓋は開けてはなりませぬ!”

5分後に火を止め、15~20分蒸らします。
”決して鍋の蓋は開けてはなりませぬ!”

蒸らしが終わって初めて蓋をあけます。
この瞬間のどきどきがたまりません。
蓋を開けた瞬間、ふわっとお米の良い香りが漂います。

おこげを作りたければ、火を止める前に3〜5分強火で炊きます。
この時鍋から出る蒸気に全神経を研ぎすませましょう。
焦げが出来てくると蒸気からおこげの匂いが漂います。

はい、出来上がり...ってピントボケとるやん!

ということでお米を食べる義を無事に終え、満腹で大満足です。土鍋で炊くとおこげの香りがお米に付いてより一層美味しくなりました。能登の里山で採れたはざ干しのコシヒカリは、口に入れるともっちりとしながらも、ツヤツヤで粒がしっかりとしていて、噛むと甘みがじわっと出てくる、非常に美味しいお米でした。

土鍋に火をかけて約10分、美味しいお米を食べる為のお米と向き合うこの瞬間。たまにはこんな感じで、米を炊くのもいいもんです。