本日、アップル前CEOのスティーブ・ジョブス氏が亡くなられました。
Macintoshとの出会いはまだ10代の頃、私が映画を学んでいた時。当時友人が一台五十万円近くするMacintoshを所有していて、よく映像を撮ってはそのMacintoshを使って編集や特殊加工をして遊んでいました。
留学しアート専攻で取ったグラフィックデザインのクラスには、高価なPowerMacG3とG4が何十台もあり、目を輝かせてときめいた記憶があります。ジョブスがアップルから追放され、のちにカンバックして登場した、あのキャンディーのようなデザインのパソコンにメロメロでした。
ただ、学生だった当時はまだWindows機に比べMacは高いし、マイクロソフトのワードでレポートを提出するのがスタンダードだった時代に買えるわけでもなく...。校舎に通ってはPowerMacをいじり倒すことで満足するしかなかった時代。
そんな時、しばらくして登場したのが、Mac mini。あのMacが$499で買えるなんて衝撃的!っと、ジョブスの基調講演終了後に即オンラインストアーで購入。「発売日に絶対家に届けてくれ!」とアップルのサポートにむちゃぶりしたら発売日の2日前に届いた...。当時入手困難&謎のマシーンで発売前に騒がれていたあのMac miniを、実は発売前にすでに起動させていました。
当時付き合っていた彼女からのプレゼントもiPod第三世代、逆に彼女の誕生日にプレゼントしたのがPowerBookG4 & iPod mini。電子機器をプレゼントしあうなんて、考えられないかもしれないけど、あのパッケージとデザイン、箱を開けるときの感動、Apple製品だったら許されたのでした。
こう振り返ると、青春時代の片隅にいつもそばにあったのがアップルの製品でした。
一時代が終ったような寂しい気持ちもありますが、アップルにはスティーブ・ジョブス氏亡き後も彼の意思を引き継いで、これからも我々をワクワクさせるようなプロダクトを世に送り出し続けてほしいと思います。
” 誰も死を望んではいません。たとえ天国へ行きたいと思っている人でさえ、死にたいとは願いません。しかし死は皆が共有する運命であり、逃れることは出来ません。そしてそれはそうあるべき物なのです。つまり、死は生命においての発明であり、変化をもたらす役割を果たします。それは古いものから新しいものへと改革をもたらす変化。今、新しいものと言えるのがあなたです。しかし、やがて時が経てば、あなたも老いてゆくでしょう。とてもドラマティックではあるが、それが真実なのです。
あなたの人生には限りがあります、敷かれたレールの上に乗ってそれを無駄にしないで下さい。定説に囚われてはいけません。何故なら、それは他者の思考に従った人生を送くることになってしまいます。他者の意見に流されすに、自分の内にあるものを信じなさい。そして最も重要なことが、勇気をもって自信を信じ直視すること。あなたは本当はどうありたいか解っているはずです。それ以外のことに対して気にする必要はありません。”
Everything starts from here. Thank you, Steve Jobs!
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