今日は仕事の打ち合わせで珠洲の珪藻土七輪で有名な「鍵主工業」さんにお伺いしました。
ひと通り打ち合わせが終わり、「工場見ていいですか?」っと聞くと快くOKをもらい、普段はやってないそうですが、特別に見学させていただくことに。
レトロな機械と手作業。まるで宮崎アニメに出てきそうな空間で、TenChoいきなりテンションが上がってしまいました。どれも年代物のメカだそうで、逆に今の機械だとうまくいかないんだとか。機械達がなんか、もう、格好いいんです。
珠洲は植物プランクトンの死骸(2000万年前の殻)からできる「珪藻土」という土が取れる産地。その珪藻土は耐火性に異常に優れているので、七輪などの材料に使われています。
鍵主さんのところでは七輪だけではなく、珪藻土の耐火レンガも製造しています。非常に熱に強い為、工業用のレンガとして使わているそうです。
珪藻土の七輪でBBQをやると、七輪を手で触ってもは外側はまったく熱くないんです。私も初めて珪藻土七輪を使った時非常に驚きました。
レンガは成形して、釜で焼いて、温風で乾燥させてと非常に手間とコストが掛かるみたい。耐火性のあるものを焼くのは大変だそうです。
おぉ〜、大判のBBQ七輪が大量にっ!
隣でお話する鍵主さんお話しが耳に入らず
「一個ほしい〜」と妄想にふけってしまった...。
すごくいいレトロな味のある雰囲気の工場で、楽しく見学できました。2時間ぐらいご自由に見学どうぞっ!って言われたな1000枚くらい写真撮ってしまいそうな感じ(汗)
古い伝統の中に新しいものを融合して、そこから新たな伝統を未来に向け創り上げてゆく。そんなお話を伺い、何か自分もヒントを頂いた感じがしました。
「レトロ格好いい」って、なんかいいですね。
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